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部長が語る!今年度の抱負 3

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岐阜県岐阜市

■市民病院長 冨田 栄一(とみた えいいち)
心にひびく医療の実践
 市民病院は、「心にひびく医療の実践」を基本理念としています。これを受け、「患者さんの権利を尊重した心温まる医療」「安全で信頼されるチーム医療」「地域の医療機関と連携した患者さん中心の継続した医療」「地域の中核病院としての最新かつ高度な医療の提供」などを基本方針に掲げ、市民の皆さんから選ばれる病院を目指します。
●高度で質の高い急性期医療の提供
 県内の将来の医療提供体制を示した岐阜県地域医療構想が平成28年7月に岐阜県によって策定され、市民病院は、急性期医療の中心的役割を担う病院のひとつとして位置づけられました。引き続き、救急医療など重症患者への診療体制の充実を図りながら、地域に必要とされる急性期医療の提供に努めます。
●内視鏡手術支援ロボットの導入 「地域がん診療連携拠点病院」である市民病院は、より精密で体への負担が少ない手術が可能となる内視鏡手術支援ロボットを導入し、最新かつ高度ながん治療の提供に努めます。

■自然共生部長 市岡 三明(いちおか みつあき)
自然との共生社会を目指して 
 「環境と調和する、人にやさしい都市岐阜」の実現に向け、再生可能エネルギーを活用した低炭素社会及びごみ減量・資源化による循環型社会の構築に努めるとともに、自然との共生を目指します。
●地球環境保全対策の推進
 恵まれた地域資源である太陽光や地下水などの利用や各家庭における省エネ化を一層推進するため、ゼロエネルギー住宅(ZEH)や次世代自動車充給電設備(V2H)の普及促進に係る補助制度を創設するほか、地中熱ヒートポンプ空調設備や家庭用燃料電池など設置に係る助成を行います。「岐阜市生物多様性プラン」に基づき、未来へ引き継ぐ人材育成としての環境教育や希少種の保全などに取り組みます。●循環型社会の構築
 新たな「ごみ減量・資源化指針」に基づき、雑がみの回収に加え、生ごみの堆肥化が実践できるダンボールコンポストに係る補助制度を創設するなど「ごみ1/3減量大作戦」市民運動を推進します。飲食店などの食べ残しの削減を進めるため「食べキリ協力店」の募集を図ります。

■環境事業部長 浅野 裕之(あさの ひろゆき)
快適な生活環境を守ります! 
 環境事業部は、一般廃棄物および産業廃棄物の適正処理を推進するとともに、廃棄物の減量・資源化に取り組み、市民の皆さんの快適で衛生的な生活環境の維持向上を目指します。
●安定的な一般廃棄物処理体制の構築
 市民生活に密接に関わるごみやし尿といった一般廃棄物について、収集から焼却などの中間処理、焼却残さの埋め立てまでの一連の処理を確実に実施します。また、一昨年の火災で焼損した粗大ごみ処理施設の早期復旧を進めるとともに、将来に向け安定的な廃棄物処理体制を構築するため、処理施設の計画整備を推進していきます。
●産業廃棄物の適正処理の推進
 事業活動に伴い発生する産業廃棄物について、許可を受けた処理業者に対する定期的な立入調査やパトロールを強化し、不適正処理の未然防止や早期発見に努めます。あわせて、排出事業者に対しても廃棄物の保管状況などの調査を実施し、自らの責任による発生抑制、適正処理を啓発していきます。

■都市建設部長 後藤 和弘(ごとう かずひろ)
魅力ある街づくりを目指して
 人口減少や少子高齢化の進展は、消滅可能性都市を現実のものにしようとしています。都市建設部では、幅広い世代の方が、自分の街に誇りと愛着を持ち、多くの方に便利で安心して継続的に住み続けていただける、魅力ある街づくりを目指します。
●魅力ある都市空間の形成
 岐阜駅前から柳ケ瀬周辺までの中心市街地を、便利で快適に暮らしていただけるよう、市街地再開発事業の促進を図ります。今年度は現在工事中の駅東再開発ビルの全貌が明らかになります。また「信長公450プロジェクト」の主役である織田信長公の鼓動が感じられる歴史公園として、岐阜公園を魅力ある空間とするため再整備していきます。
●安全で快適な都市の創出
 踏切事故や渋滞を解消し、交通の利便性や円滑化を図るため、名鉄高架事業を推進します。併せて加納・茶所地区で土地区画整理事業による街づくりを進め、住環境の向上を図ります。さらに安全で快適な歩行空間を確保し、交通機関の乗り継ぎ利便性を高めるため、歩行者用デッキの建設工事を推進します。

■基盤整備部長 浅野 昌彦(あさの まさひこ)
災害発生に備え安全・安心に
 基盤整備部は、市民の皆さんの暮らしを支える道路・水路などの整備とその維持管理を計画的に進めると共に、災害発生に備え安全・安心が見える予防的対策の実施や、活力あるまちづくりを目指します。
●未来につながる活力あるまちづくり
 国が進める広域的な道路である東海環状自動車道や岐阜南部横断ハイウェイさらに名岐道路の整備促進と、整備が進むインターチェンジ等へのアクセス性の向上や、地域経済の活性化などの実現に向けた道路ネットワークの構築に取り組んでいきます。
●災害に強く安全で快適なまちづくり
 防災・減災対策や老朽化対策は喫緊の課題であり、道路では、橋の耐震化・長寿命化を、河川施設等では、排水機場の耐震化・長寿命化に加え、浸水箇所の解消に向け、水路改良工事のほか、大雨を一時的に貯める校庭や公園での貯留整備を進めます。また、身近な側溝・舗装の整備や、街路灯のLED化、道路反射鏡などの交通安全施設の充実、さらに道水路敷の適切な管理などに努め、安全・安心で快適な暮らしを実感できるまちづくりに取り組んでいきます。

■水道事業及び下水道事業管理者 川合 正能(かわい まさよし)
効率的で計画的な施設整備
 上下水道事業部は、安全な水道水の供給と清潔な生活環境を守るため、効率的で計画的な施設整備を進めています。また、地方公営企業として企業債残高の縮減や適正な料金のあり方の検討など、さらなる経営の健全化を目指す取り組みを進めていきます。
●上水道施設の整備
 現在、市内に布設されている配水管の総延長は、2千360㎞を超え、そのうち口径300㎜以上の基幹管路の耐震化率は44%程度です。地震災害時でも安定給水を行えるよう、老朽管の更新・耐震化を進めていきます。また、配水機能の増強のため、昨年度に引き続き、岩野田配水池の整備を進めていきます。
●下水道施設の整備
 約80年間、市内中心部の汚水処理を続けている中部プラントでは、現在、施設の全面的な改築を進め、平成30年度中の完成を目指しています。今回の改築により、十分な耐震性を備えた施設となるほか、全ての処理施設を建物内部に配置するなど、周辺の住環境にも配慮した施設となります。

       

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