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部長が語る!今年度の抱負 4

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岐阜県岐阜市

■防災監兼都市防災部長 神山 奨(こうやま すすむ)
災害に強いまちづくりの実現
 都市防災部は、30年以内に70パーセントの確率で発生することが危惧(ぐ)される南海トラフ巨大地震など、さまざまな大規模災害に備え、防災体制の強化および地域防災力の向上に取り組んでいます。
●地域防災力の向上
 災害時に「行政」が迅速に応急・復旧対応に従事できるよう、地域の主体的行動を推進するため、各地域に防災活動の充実と自主性の向上を目的に防災についての専門的な知識を持つ「防災士」を育成します。各地域に「防災士」の資格を持ったリーダーを置くことで一層の地域の防災力強化と自主性を図ります。
●強靱(じん)なまちづくりの推進
 どんな自然災害が起こっても機能不全に陥らず、強靱な岐阜市を作り上げるため、岐阜の脆弱性(もろくてよわいこと)を分析するとともに、こうしたリスクへの対応を検討し、市民、関係機関などと連携しながら、優先順位を決め、計画的に推進するための指針となる「岐阜市国土強靱化地域計画」を策定します。

■消防長 西垣 敬夫(にしがき たかお)
市民の生命身体及び財産を守る
 近年、全国各地で大規模な被害をもたらす災害、想定を超える大規模な火災が発生している中、消防に寄せる期待に応えるため、消防本部は、市民の生命、身体及び財産を守るという使命を果たすべく、あらゆる災害に対応できる訓練を実施して、「安心の見える化」を目指し、全職員一丸となって災害への盤石な体制を整えていきます。
●南消防署建設
 昨年度から南消防署の建設工事に着手していますが、消防庁舎以外にも、消防隊員の能力向上を目的に訓練施設を併設し、大規模災害発生時の災害対応拠点としての機能も強化して、防災拠点としても活用できる庁舎にしていきます。
●消防の広域化
 人口減少社会において、高齢化や人口の低密度化などにより、行政コストが増加する一方、消防本部の管轄人口の減少により、消防本部そのものが小規模化することが懸念され、岐阜市を含め岐阜地域の消防体制強化に向けて、瑞穂市、山県市、本巣市、北方町との消防広域化を進めていきます。

■まちづくり推進部長 佐野 嘉信(さの よしのぶ)
安全、安心、快適なまちづくり
 安全、安心、快適に暮らせるまちづくりを進めるため、建築物の建設・維持管理や宅地開発などへの適正指導、公共建築物の建設や改修、市営住宅の維持管理などに取り組みます。また、商業・業務機能など高度で多様な都市機能が集積した中心市街地の活性化や、美しい岐阜の景観を守り育て、未来へ引き継ぐ取り組みを進めます。
●安全で安心なまちづくり
 南海トラフ巨大地震や甚大な被害が想定される内陸直下型地震に対し、市民の生命・財産への被害を最小限に食い止めるため、民間建築物の耐震化を支援します。また、空家等対策計画を策定し、増え続ける空家等の対策を総合的かつ計画的に進めます。
●にぎわいあるまちづくり
 2期中心市街地活性化基本計画に基づき、にぎわいの創出やまちなか居住の推進を図るための事業を推進します。また、民間主体による魅力ある商業者の創出への支援や、居住・都市機能の誘導・維持などで、さらなる中心市街地の活性化を推進するため、3期目の計画策定のため施策の検討を進めます。

■市民参画部長 田中 啓太郎(たなか けいたろう)
市民協働の推進を使命に
 少子高齢社会の到来や人々の価値観の多様化により、私たちは、地域やコミュニティ、そしてまちづくりのあり方が問われる時代の中にいます。この問いに対し、市民の皆さんとの協働を進めることで答えて(応えて)いくことを使命としています。
●メディアコスモスの魅力増進
 連日にぎわう「みんなの森 ぎふメディアコスモス」では、中央図書館との連携を深めるとともに、「ぎふスーパーシニア」の活躍を後押しするなど、住民自治の拠点として、市民協働の機能に一層磨きをかけ、魅力ある施設として運営していきます。
●地域力アップを支援
 将来の都市内分権を見据え、各地区での「まちづくり協議会」の設立を促進していきます。新たな設立への支援の他、まちづくりサポートセンターと連携し、既設のまちづくり協議会の活動支援も図っていきます。
●ホストタウンの推進
 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催の活力を取り込み、市のまちづくりに生かすため、スロバキア共和国を相手国としたホストタウンを推進します。

■教育長 早川 三根夫(はやかわ みねお)
5年先行く教育を実現
 教育委員会は、子どもたちの未来のために、5年先行く教育を実現していきます。
●グローバル社会で活躍できる人材
 国に先駆けてプログラミング教育を実施します。小中学校で、ソフトバンクグループ(株)から無償貸与されたPepperなどを活用し、子どもたちに将来社会で必要とされる論理的思考力を育みます。
●学びや育ちのセーフティネットの構築 全国初の夜間8時までの中学校通級指導教室「トワイライト」を開設します。
●地域コミュニティのもつ教育力の積極的活用 元気で意欲あふれる「ぎふスーパーシニア」の知識と経験をコミュニティ・スクールで子どもたちに還元する「スーパーシニアぎふっ子応援事業」を開始します。
●総合的な教育力の高さを全国に発信 引き続きベネッセ教育総合研究所、東京大学、岐阜大学等と共同研究を実施し、全国に発信していきます。8月4日には、本市で「全国コミュニティ・スクール研究大会in岐阜」を開催し、本市の総合的な教育力の高さを市民の皆さんとともに発表します。

       

岐阜市から市民の皆さまへ大切な情報をお届けします。 広報プラス ーわたしの広報ぎふー

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