■糖尿病を予防しましょう
糖尿病になると、高血糖の状態が長く続くことで血管を傷つけ、動脈硬化などが進行します。初期には自覚症状がありませんが、高血糖状態を放置すると手足のしびれや感覚鈍麻、網膜症による視力低下、腎障害などの合併症を併発し、人工透析が必要になるなど、日常生活が著しく制限されます。また、新型コロナウイルス感染症の重症化予防としても、糖尿病のリスクを下げることは大切です。

■ヘモグロビンA1c※が基準値以上の人の割合

令和2年度特定健康診査などのヘモグロビンA1cの結果をみると、年齢とともに基準値以上の人の割合が高くなり、全体で2人に1人は糖尿病や糖尿病重症化の予防が必要です。糖尿病の予防として(1)特定健康診査などの受診、(2)生活習慣の見直し、(3)早めの医療機関受診をお勧めします。
★糖尿病予防のためにも、40歳から毎年、特定健康診査を受診しましょう。
生活習慣の見直しに保健指導を上手に利用しましょう。
《特定健康診査などで体の状態を把握》
・メタボリックシンドロームのリスクが高い人
⇒特定保健指導の案内をお送りしています。特定保健指導を利用し、保健師または管理栄養士と一緒に生活習慣の見直しのヒントを探しましょう。
・糖尿病のリスクが高い人
⇒受診案内をお送りしています。早めの医療機関受診をお願いします。治療　中の人で医師から保健指導を勧められた場合は、積極的に利用しましょう。

問合せ：国保・年金課
【電話】214-2651