あけましておめでとうございます。
平成31年の年頭にあたり、岐阜市議会を代表いたしましてごあいさつ申し上げます。
岐阜市議会は過ぐる一年、岐阜市政の発展と住民福祉の向上に努めてまいりました。議会運営に関しまして、市民の皆様の温かいご理解とご支援を賜り、深甚なる感謝を申し上げます。
さて、我が国の経済情勢は平成24年11月を底に緩やかな回復基調が長らく続き、地方においても雇用・所得環境が改善されつつあります。しかしながら、国と地方の長期債務の合計は毎年、増え続けており、財政の健全化は必須であります。国においては、本年10月に消費税率の引き上げを予定しており、これと合わせ、次代への負担軽減に取り組むとともに、社会保障の充実と、誰もがいくつになっても活躍できる社会の構築に努めていくとしております。
このような状況であるからこそ、本市における施策の展開にあたりましては、人生100年時代を見据え、教育、子育てなど、人づくりへの投資を進めるとともに、効果的な税の使い道を念頭に置いた市政の推進が必要となってまいります。我々、市議会としましても、直接公選で選ばれる二元代表制の一翼として、皆様の声を市政に反映させるべく、議会審議の更なる活性化に取り組んでまいります。
今、ときはめぐり、時代は新たな時代へと移り変わろうとしております。折しも、本年は岐阜市制130周年を迎える年でもあります。この節目を契機とし、安心、安全なまちづくりはもとより、一層、皆様に愛され、誇れる岐阜のまちづくりに努めてまいる所存であります。本市においては、来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映や東海環状自動車道の開通など、新時代に向けた明るい話題が続きます。近隣自治体とも力を合わせ、輝かしい未来に向けて、着実に歩を進めてまいります。
皆様方には相変わらぬご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げますとともに、この一年が実り多き年となりますことをお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。 平成31年岐阜市議会