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~「動き始めた」オール岐阜のまちづくり~ 岐阜市長 柴橋正直

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岐阜県岐阜市

謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
皆様方には、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、度重なる大規模地震の発生や平成30年7月豪雨など、全国で自然災害が相次ぎました。本市においても、14年ぶりの長良・大宮陸閘閉鎖などによって市民の皆様が不安に過ごされたほか、鵜飼観覧船の運休日が過去最多の42日間にのぼり、観光産業が大きな打撃を受けるなど、防災体制の強化を改めて考える年となりました。
一方、本市中心部に位置する金華山に関連しましては、様々な喜ばしい出来事がありました。5月に金華山中腹で新たな石垣群が発見され、岐阜城がこれまでの山上の詰城と山麓の居館という二元的構造であるという概念を再検証する必要性が生じたほか、10月に開始した山上部の発掘調査では、織田信長公が城主の時代に築いた石垣や岐阜城跡で初となる矢じりを発見し、大きな話題となったところであります。
さらに、11月には、自然を活用した健康づくりに取り組む自治体をたたえる「クアオルト健康ウオーキングアワード2018」において、優秀賞を受賞しました。自然の野山を歩いて健康の増進を図る運動療法であるクアオルト健康ウオーキングに積極的に取り組み、金華山や長良川などを活用したウオーキングコースの整備などを行い、市民の皆様や本市を訪れる方々の健康づくりに寄与してまいります。
さて、今年は改元という新時代の幕開けの年であり、岐阜市におきましても、市制130周年を迎えます。さらに翌年の2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催、岐阜市ゆかりの戦国武将・斎藤道三公や明智光秀公の活躍を描くNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放映など、本市の観光振興を図る絶好の機会が訪れます。こうした機会を、地域全体の魅力の底上げ、発信のチャンスと捉えながら、岐阜都市圏の中心市街地として、本市の魅力と活気溢れる都市基盤づくりに努めることにより、市民の皆様に一日でも早く「動き始めた岐阜」を実感していただき、シビックプライド(都市に対する市民の誇り)が育まれる“オール岐阜”のまちづくりを進めてまいります。

       

岐阜市から市民の皆さまへ大切な情報をお届けします。 広報プラス ーわたしの広報ぎふー

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