被害予想や避難場所を把握する
●ハザードマップで被害予想を把握する
「岐阜市総合防災安心読本」には、地震・洪水・内水・土砂災害のハザードマップを掲載しています。自宅周辺や勤務先・通学先周辺でどのような被害が予想されるのかを把握しておきましょう。
●避難場所・避難所を把握する
自宅や勤務先・通学先から近い指定緊急避難場所(公園や学校のグラウンドなどの空き地)・指定避難所(学校の体育館や地区の公民館、民間施設)を把握しましょう。実際に歩いて、避難経路や所要時間、目標物や危険箇所を確かめておきましょう。避難場所や避難経路はあらかじめ複数決めておきましょう。
▲平成28年3月に各世帯へ配布した「岐阜市総合防災安心読本」や市ホームページで、各種ハザードマップや指定緊急避難場所・指定避難所の位置をご覧になれます。「岐阜市総合防災安心読本」は、都市防災部や市民課、各事務所で希望者に配布しています。
「指定緊急避難場所」と「指定避難所」の看板設置を進めています!
地域の「指定緊急避難場所」と「指定避難所」を知っていただくため、学校や公園などに看板設置を進めています。
特徴1:地震・洪水・内水・土砂災害の各災害別に災害時の利用可否を示す○×△や注意事項を表記しています。△は「建物の2階以上に避難可」など注意事項を表しています。
特徴2:多言語(英語、中国語、タガログ語)で表記しています。
特徴3:「指定緊急避難場所」や「指定避難所」を文字だけでなく、絵文字のマークから認識できるようにしています。
「避難行動要支援者名簿」へ登録を
災害時に避難のための支援が必要な人(避難行動要支援者)を地域みんなで助ける仕組みをつくるために、本人や家族の申請に基づき名簿を作成しています。さらに、自分の個人情報を平常時において提供することに同意された人については、自主防災組織(自治会)、民生・児童委員、消防団および社会福祉協議会に名簿を提供しています。この情報を基に、誰がどのように支援を行うかを決めたり(個別計画の策定)、災害時における避難支援や安否確認が行われます。なお、名簿への登録や個別計画による支援は第三者の善意によるものであるため、災害時に避難支援を約束するものではないことをご理解ください。
対象者: 身体が不自由などの理由で、災害時に自力または家族などの支援だけでは避難することが困難であり、第三者の支援を必要とする在宅の人(施設入所、長期入院は除く)。
登録方法 意向調査書に必要事項を記入し、防災対策課、介護保険課、高齢福祉課、障がい福祉課、地域保健課に提出してください(郵送可)。
命を守るのは、隣近所の助け合い
自宅で被災した時、隣近所の助け合いが命を守ることにつながります。地域の自主防災組織が開催する防災訓練などへ積極的に参加しましょう。
家族との連絡方法を確認しよう
大規模災害時、固定電話や携帯電話は、停電で不通になったり、通話が集中してかかりにくくなったりしますので、複数の連絡手段を確保しましょう。連絡を取り次いでくれる遠くの親戚などを決めておくのも有効です。
●災害用伝言ダイヤル「171」 伝言を録音・再生
録音:「171」をダイヤル→「1」を選択→自宅の電話番号(058)○○○-○○○○をダイヤルして伝言を録音
再生:「171」をダイヤル→「2」を選択→自宅の電話番号(058)○○○-○○○○をダイヤルして伝言を再生
●携帯電話「災害用伝言板」
メニューから「災害用伝言板」を選択し、伝言を入力。相手の携帯電話番号を入れ、伝言を確認
●災害用ブロードバンド伝言板(web171)
固定または携帯の電話番号で伝言を登録・閲覧、返信も可能
●公衆電話
大規模災害時は通話が優先され、つながりやすくなるほか、無料でかけられる(初めに10円硬貨が必要)
●携帯電話のメール、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など 音声に比べて届きやすい
問合せ:都市防災政策課・防災対策課 TEL 267-4763