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脱炭素化を実現した未来に向けて~できることから取り組みましょう~

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岐阜県岐阜市

市は、5月18日に開催したシンポジウムにおいて、2050年までに温室効果ガスであるCO2(二酸化炭素)の排出量を実質ゼロ※にすることを目指し、「ゼロカーボンシティ」の実現にチャレンジする、「岐阜市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
※実質ゼロとは、経済活動などにより人為的に排出される温室効果ガスと、森林保全や植林などによって吸収される温室効果ガスの量を均衡させ、実質的な排出をゼロにすること。

■岐阜市脱炭素社会推進シンポジウム
脱炭素化に向けたスタートアップ事業として、元NHKクローズアップ現代キャスターの国谷裕子さんの基調講演やパネルディスカッションを行い、市民一人一人が危機意識を持って行動することの大切さや、産学官の連携による取り組みなどについて、活発に意見が交わされました。

■「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて、家庭での取り組みを
本年3月に改定した「岐阜市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」では、2030年度までに市全体のCO2排出量を2013年度比で46%削減し、2050年度までに排出量を実質ゼロにする目標を掲げています。
この達成には、市民の皆さんの協力が欠かせません。家庭での節電や公共交通の利用、省エネ家電の購入、太陽光発電の導入などに取り組みましょう。
◎詳細は、市ホームページ(『HP』1021580)に掲載。

問合せ:脱炭素社会推進課
【電話】214-2149

■岐阜市ゼロカーボンシティ宣言
~ゼロカーボンの「みらい」をめざして みんなで「いま」からとりくむ 脱炭素都市ぎふ~
岐阜市は、清流長良川や緑豊かな金華山など、美しい自然に恵まれたまちです。
私たちは、長きに亘り、この豊かな環境を享受し、共生しながら、生活や産業、文化、歴史を育んできました。
しかし、近年、地球温暖化に起因するといわれる気候変動により、世界的に深刻な自然災害が発生し、本市においても、気温の上昇や大雨の増加とともに、自然生態系や水資源、市民生活や産業など、様々な分野において、その影響が顕在化しています。
今を生きる私たち一人ひとりは、この地球温暖化の問題を共有し、そして、脱炭素の行動に真摯に取り組み、本市の恵み豊かな環境と安心できる生活を、未来を担う子ども達に継承していかなければなりません。
また、積極的に脱炭素の取り組みを進めることは、これまでの産業構造や経済社会の変革をもたらし、大きな成長に繋がるチャンスであります。
そこで、本市は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指し、市民・事業者・行政の「オール岐阜」の力を結集し、「ゼロカーボンシティ」の実現にチャレンジすることをここに宣言します。
令和5年5月18日
岐阜市長 柴橋正直

       

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