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岐阜を動かす55

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岐阜県岐阜市

■超高齢社会を安心して暮らすために
岐阜市では、政策のベクトルの1つに、「寄り添う福祉」を掲げて様々な施策に取り組んでいます。市民の皆さんに、安心して暮らしていただくために、職員一同知恵を絞る中で、6月1日から新たな事業を始めました。
それが、「岐阜市わたしのあんしん終活登録」です。これまでも、人生の最期を安心して迎える「終活」への関心が高まる中で、もしもの時に備えて、医療、介護、葬儀、資産管理などに関する希望や自分自身の思いをまとめる「岐阜市マイエンディングノート」を発行し、積極的にご活用いただいています。2020年の国勢調査によると、岐阜市の65歳以上の単身世帯は20,523世帯となり、2000年比で約2.2倍に増加しています。病気などで意思表示ができなくなった時や亡くなった時に、緊急連絡先やかかりつけ医、遺言書の保管場所などの情報が分からない事態が増加しており、高齢者のもしもの時に、終活に関するご本人の大切な意思を実現したいと考えました。
登録対象者は、65歳以上の市民の方で、ご本人に登録していただきます。登録完了後、岐阜市より「登録カード」と「登録証」をお送りします。ご本人の意思でご登録いただく緊急連絡先やかかりつけ医、マイエンディングノートの保管場所、自由登録事項などを、もしもの時にご本人に代わって岐阜市が、事前にご登録いただいた方、警察署や消防署、医療機関や福祉事務所などにお伝えする仕組みです。
市民の皆さんの大切な意思をお預かりしますが、まずは健康で長生きが一番です。皆さんが、超高齢社会を安心して暮らしていただけることを、心から願っています。
◎市長コラムを動画で配信しています。ぜひご覧ください。
岐阜市長 柴橋

       

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