記事を読み上げる
■図書館だより
■4月のテーマ「誓願桜と中将姫」
大洞の願成寺には、中将姫が病平癒(やまいへいゆ)の感謝と女性たちの守りになるよう誓願を込めて植えたと伝わる中将姫誓願桜があります。この桜は花弁の数が20~30枚と多く天然記念物に指定され、例年3月下旬から4月上旬が見頃です。
○いじめられたお姫さま
寮美千子/文 ロクリン社
絵巻や絵物語になり、能・歌舞伎・浄瑠璃などで演じられてきた中将姫の物語。さまざまに語り継がれた物語から印象的な場面を集め、子どもにもわかりやすい読み物にした本です。
○日本《聖女》論序説 斎宮・女神・中将姫
田中貴子/著 講談社
中将姫って何をした人?という著者の子どものころの質問への返答は「血の道の薬の人」というおどろおどろしいものでした。そんな思い出を語りつつ、信心深い姫が婦人病と結びつけられるようになった謎を考察します。
■新着図書
■4月の休館日
問合せ:中央図書館(司町40-5・【電話】262-2924)