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岐阜市のええとこ・ええこと!Vol.10

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岐阜県岐阜市

■~迫りくる大災害に備えて防災編~
岐阜市には、誇るべき“ええとこ・ええこと”がたくさんあります。皆さんに岐阜市に住んで良かったと再認識していただける市の魅力をシリーズでお届けしています。今回は、「迫りくる大災害に備えて防災編」です。大規模災害に備えた避難所の備蓄品や環境整備などをご紹介します。

■知っていますか?岐阜市の備え(1)
~避難所の備蓄品~
〇備蓄品ってなに?
災害が起きた時に、復旧や支援活動が行われるまでの間、生活を維持するための飲料水や食料、生活用品のことです。岐阜市は大規模災害に備えて備蓄品を整備していますが、各家庭でももしもの時のために備蓄をしましょう!
〇どこに配置しているの?
各小学校など指定拠点避難所50か所や中学校、防災備蓄拠点となる消防本部防災センター、南部防災備蓄拠点、北部防災備蓄拠点などに分散して配置。各施設の防災倉庫や体育館などに備蓄しています。
〇何が備蓄してあるの?
・飲料水・生活用水
・保存飲料水約10万L=約10万人×1L
このほか、・災害用浄水器 51基
各小学校に設置してある、災害時の消火活動に用いる耐震性貯水槽から飲料水・生活用水を汲み出します
災害により飲料水が確保できない場合、避難所での応急給水拠点の設置や、給水車(3.8t、2t、1.7t)による給水を行います!
・食料
約10万人×2食×2日分を備蓄!⇒約40万食
アルファ米 19万1250食
湯で約15分、水で約1時間でご飯が完成!
おかゆ 2万8000食
栄養機能食品 14万5600食
クラッカー 4万5600食
粉ミルク・哺乳瓶408缶(本)
・生活用品
携帯電話充電器100基
・弾性ストッキング(エコノミークラス症候群予防用) 1000足
このほか、
子供用おむつ 3万2000枚
大人用おむつ 1万6650枚
生理用品 5万6000枚
歯ブラシ 5万3000本
狭い場所に同じ姿勢で数時間いると、血液の流れが悪くなり、死に至る場合も。避難所生活では注意が必要!

■知っていますか?岐阜市の備え(2)
~避難所の環境整備~
〇避難所の環境は?
避難所生活を送る際に心配されるトイレは、各小中学校などに仮設で設置。避難者間のプライバシーを守る間仕切りや、停電時に活躍する発動発電機なども備えています。
・間仕切り(2畳分)1500個
・災害用仮設トイレ 100基
・投光器 436基
・簡易トイレ 1770個
・発動発電機 294基
・マンホールトイレ 255基
避難所におけるトイレ対策は最重要課題です。岐阜市では、マンホールの上に直接トイレを設置する災害用マンホールトイレを市内50か所の指定避難所に備え、避難所の生活環境の向上を図っています。

■知っていますか?地域の備え
〇自主防災組織が活躍
昭和34年の伊勢湾台風の被害を受け、昭和35年度に長良西地区で初めて自主防災組織が設立

平成18年度に市内50地区すべてで設立
《災害時の活動》
・避難所開設、運営への協力
・被害情報の収集、伝達
・初期消火活動・救出、救護活動
・要配慮者、避難行動要支援者支援
市は、自主防災組織の防災活動を支援しています。地域の防災訓練などの防災活動に参加しましょう。

■ご家庭で災害への備えを万全に!
自分の命は自分で守る。平成27年度に全戸配布した「岐阜市総合防災安心読本」を参考に、災害への備えをしておきましょう。お持ちでない人は、都市防災部または近くの事務所で配布していますので入手ください。
事前に家族で話し合い、避難場所や避難経路など、「災害時の我が家のルール」を決めておきましょう。詳しくは、都市防災政策課【電話】267-4763

■知っていますか?日常備蓄
「備蓄」は特別なことをする必要はありません。日頃から使っている食料品・生活必需品を少し多めに購入することで、災害時の備えになります。古いものから使い、使った分だけ買い足す「日常備蓄(ローリングストック)」に心掛けましょう!

★食料 《常温で保存可能なものを備蓄》
缶詰、レトルト食品、麺類、米、乾物、調味料、根菜類、ペットボトル飲料、インスタントラーメンなど
★日用品
携帯ラジオ、携帯電話の充電器、車のシガーソケット変換器、予備電池、ろうそく、マッチ、ライター、懐中電灯、常備薬、包帯、三角巾、防寒着、ロープ、ヘルメット、ラップ、使い捨てカイロなど
災害が発生してもすぐに支援物資は届きません。各家庭で1週間過ごせるだけの物資を備蓄しましょう!

家族構成に合わせた備蓄品の準備も!

問合せ:広報広聴課
【電話】214-2387

       

岐阜市から市民の皆さまへ大切な情報をお届けします。 広報プラス ーわたしの広報ぎふー

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