災害における被害を最小化する減災のためには、自分の身は自分で守る「自助」が肝心です。災害時にどのように自分の身を守るかを知っておきましょう。災害発生時に取るべき行動や、普段の備えとしてできることを紹介します。
■地震発生!■状況に応じた避難行動を
(1)大きな揺れを感じたり、緊急地震速報を聞いたら…
・テーブルや机の下に隠れる
・頭を座布団やクッションで保護して、揺れが収まるのを待つ
(2)揺れが収まったら…
・すぐに火の始末をして、ドアや窓を開けて、避難口を確保
・靴やスリッパを履く 非常持出品を用意
・テレビやラジオなどで情報を収集
・余震に注意、周囲の様子を確認
(3)避難する時は…
・ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切る
・あらかじめ決めておいた場所へ避難する
●隣近所の安全を確認
地域の高齢者や障がいのある人、子どもたちの安否確認、救助・救護や消火活動を行いましょう。隣近所で助け合うことで、災害に強い地域になります。平常時から声を掛けあい、顔の見える関係をつくりましょう。
■避難情報の入手方法
信頼できる情報源から正しい情報を入手しましょう。災害発生直後は悪質なデマなど誤った情報が流布されることがあります。情報を正しく判断し、冷静に対応しましょう。市は、次の手段で情報を発信します。
・市内471箇所の防災行政無線(屋外スピーカー)
◆放送内容が聞き取れなかった時は…
防災行政無線テレフォンサービス
※24時間以内の放送内容が確認できます
【電話】0800-200-6931(通話無料)、
【電話】058-267-5010(通話料有料)
・FMわっち(シティエフエムぎふ/78.5MHz)での災害時緊急割り込み放送
・岐阜市気象・災害情報等メール配信サービス
登録方法:携帯電話やスマートフォンで、QRコード(R)を読み取り空メールを送信するか、「【E-mail】gifucity@sg-m.jp」あてに空メールを送信してください。登録用ページの案内が返信されるので、必要な情報などの登録を行ってください。
・緊急速報メール
災害発生時、市内にいるNTTドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話をお持ちの人に、一斉に災害・避難情報を配信。使用料は無料です。
・岐阜市ホームページ 岐阜市防災 検索
昨年度は、市内でも台風により大規模な停電が発生するなど、災害で電気・ガスなどのライフラインが停止する被害が目立ちました。ライフラインの災害復旧については、市も関係機関と連携して対応することが地域防災計画でも定められており、必要な広報などに努めることとしています。停電情報の取得、マイコンメーターの復旧については、次を参考にしてください。
■停電情報お知らせサービス
○停電情報は便利なスマートフォンアプリ(無料)で!
登録した地域で停電が発生・復旧した場合、スマートフォンで情報が受け取れます。
問合せ:中部電力(株)
【電話】0120-985-232
■マイコンメーターの復帰操作手順
地震でガスメーターの安全機能が働き、ガスの供給が止まることがあります。ガス機器や排気筒などに異常がないことを確認した上、下記の手順でご自身で復帰できます。
(1)すべてのガス機器を止める
(2)ガス臭くない時はメーターの赤ランプを確認する
(3)メーターの復帰ボタンを押しこみ、すぐに手を離す
(4)約3分間待ち、ランプの点滅が消えるとガスが使える
※室内に限らず、屋外や共用部などでガス臭い場合にご連絡ください。
問合せ:東邦ガス(株)
【電話】272-0088(24時間365日受付)