救急隊の任務は、けがや病気の人に応急処置を施しながら症状に適した病院へ早急に搬送することです。救急現場では、傷病者を観察(意識、呼吸・脈拍数、血圧、心電図など)し、応急処置を行います。
☞救急救命士ができること
傷病者が心肺停止である時に、医師の指示を受けて
・器具を使用した気道確保
・静脈路確保(乳酸リンゲル液による輸液)
・薬剤(アドレナリン)投与 などの高度な救命処置を行うことが可能!
☞さらに!
医師の指示を受けて
・生命に危険のある傷病者に点滴を施し、著しい症状の悪化を防止する
・低血糖が疑われる傷病者に血糖値の測定を行い、必要に応じてブドウ糖を投与する
↓
傷病者の緊急度や重症度を考慮し、症状に適した病院へ連絡、搬送します。
救急隊が現場にとどまっている時間は、救急隊員による懸命な応急処置や搬送病院への連絡を行っている時間です。市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
迅速な救急活動のために、お願いしたいこと
(1)かかりつけ病院の診察券や保険証の準備
(2)服用している薬やお薬手帳の準備
傷病者の救命は時間との戦いです。救急出場件数が多くなると、遠くから救急車が来ることになり、到着時間が遅れ、救える命も救えなくなるおそれがあります。緊急性がなく自分で病院へ行ける場合は、自家用車や公共交通機関等を利用するなど、
救急車の適正利用にご理解、ご協力をお願いします。
問合せ:消防本部救急課
【電話】262-7167