■40歳~74歳の人が対象!40歳になったら、年に1回、特定健診を受けてください
岐阜市国民健康保険に加入しているはじめさん・わかばさん夫婦は、40歳を迎えてから特定健診を欠かさず受けています。今日は特定健診のPRイベントに参加しました。
はじめさん:健診の受診率が約35%と聞いて驚きました。とくに40~50代は、2割くらいの人しか受けていないんですね。僕も40歳になって初めて受診券が届いたときは、体は元気だし、健診は受けなくていいと思ったのですが、わかばさんに連れていかれました。
保健師:生活習慣病は、初期にはほとんど自覚症状がないため、異常がないかは血液検査を受けないとわかりません。下のグラフは、年代別の岐阜市国保加入者の特定健診結果です。年代が上がるにつれて、結果が基準値から外れる人の割合は増えていきますが、40代の人でも1~3割の人が基準値を外れています。この状態に内臓脂肪型肥満が加わると、心臓病や脳卒中といった命に関わる疾患を起こしやすくなります。
わかばさん:何も症状がないからといって異常がないとは限らないんですね。若いうちから健診を受けて病気の芽を早く見つけることが大切ですね。
保健師:仕事が忙しくて健診を受けに行く暇がない、元気なのに健診にお金を使うのはもったいないという声をよく聞きますが、病気になったら健診を受ける何倍もの時間と治療費がかかります。健診は半日あれば受けられますし、岐阜市国民健康保険の特定健診は、約8千円の検査が自己負担金800円で受けられます。年に一度は特定健診で身体のメンテナンスをしましょう。
■検査結果が基準値を外れた人の割合
問合せ:国保・年金課
【電話】214-2083