地震や大雨による自然災害は、私たちの暮らしと常に隣り合わせです。災害時に大切なことは、まず自分の身を自分で守る“自助”と、地域住民がお互いに助け合う“共助”です。日常の備えや地域とのつながりが、災害時に役に立ちます。
◆自助とは
《災害時に自分と家族の命を守るため、普段から防災意識を高めて知識を身につけ、日頃からもしもの時に備えて行動すること。》
市では、災害を自分事として捉える「bou-sai(ボウサイ)ジブンゴト化プロジェクト」を進め、災害に強いまちを目指しています。次のような備えをしましょう。
・ハザードマップで危険な箇所や避難経路を確認
・日常的に使用するものを災害時に役立てる、フェーズフリーの考え方を取り入れる
・1週間家族が生活できる物資を備蓄(携帯トイレ・食料・水など)
・家具の転倒防止対策をする
・正確な災害情報を得るため、ぎふ防災安心メールに登録する
※メール登録は広報紙P12のQRコードをご覧ください。
◆共助とは
《災害時に隣近所の住民同士が助け合い、自分たちの地域を自分たちで守ること。》
平成7年の阪神・淡路大震災では、倒壊家屋の下から救出された人の約3割が、近隣住民などに救出されました。いざという時に支え合える地域社会をつくることが大切です。
【日頃から地域活動に参加しましょう】
災害時に避難所運営などを行う自主防災組織を担う自治会では、日頃から夏祭りや運動会、清掃活動などを行っています。地域活動に積極的に参加し、顔の見える関係をつくりましょう。
◎「岐阜市総合防災安心読本」では、災害時にとるべき行動と日頃から家庭でできる対策を紹介しています。危機管理課(市庁舎6階)で配布しているほか、市ホームページ(【HP】1001378)やスマートフォン向けアプリでご覧いただけます。
※アプリ入手は広報紙P12のQRコードをご覧ください。
問合せ:危機管理課
【電話】267-4763