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岐阜を動かす 79

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岐阜県岐阜市

◆柳ケ瀬広場整備への思い
先月の市長定例記者会見で、柳ケ瀬広場のデザインプランについて発表しました。旧長崎屋は、私が大学を卒業して社会人になった2002年に閉店し、約20年にわたり遊休不動産となりました。地域や商店街の皆さんから、跡地を何とかしてほしい、との声を何度もお聴きし、市長1期目から取り組みを重ねてきました。2022年に柳ケ瀬広場の都市計画決定、更に地域の自治会や商店街、まちづくり活動に携わる団体の皆さんから要望書をいただき、ようやく建物解体工事が完了したことから、デザインプランを発表しました。
広場は、地上広場と地下広場の2層式です。地上広場には、「中央広場」「オープンスペース」「潤いの空間」「大階段」を配します。地下広場には、市民の皆さんやアンケートで要望の多かったトイレや授乳室、防災用品やイベント用の備品をストックできる倉庫などを設置します。
広場と周辺道路が一体となった開放感あふれるオープンスペースの他、次の二点に注目していただきたいと考えています。一点目は、水辺空間「アクアージュ柳ケ瀬」と緑が織りなす潤いの空間です。アクアージュ柳ケ瀬は、清流長良川や忠節用水から繋がる水路で、魚が泳いでいます。これまでは、ビルとビルの狭間に隠れていましたが、親水性を高め、市民の皆さんの幸せの水辺空間にしたいです。二点目は、柳ケ瀬商店街から青空が見えるということです。旧長崎屋に隣接していたアーケードも撤去されました。青空の下、様々なイベントが開催され、滞在型の商店街として、市民の皆さんにご利用いただけるのを、楽しみにしています。
私は、「岐阜を動かす」を掲げて、市長として2期8年目を迎えています。この間、公共空間を活かしたまちづくりに取り組み、セントラルパーク金公園、岐阜公園の岐阜城楽市、そして旧長崎屋跡の柳ケ瀬広場整備へと進んできました。積年の課題が、一つ一つ解決しています。市民の皆さんのご理解ご協力に感謝申し上げます。

岐阜市長 柴橋

◎市長コラムを動画で配信しています。ぜひご覧ください。

       

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