文字サイズ

令和7年度予算 主な事業(2)

5/43

岐阜県岐阜市

市では、特に重点を置いて取り組む政策の方向性として「こどもファースト」、「経済活性化」、「岐阜を動かす社会基盤整備」、「持続可能で幸せな市民生活」を令和7年度の政策ベクトルとして掲げています。この政策ベクトルを着実に深化させ、事業に取り組んでいきます。今号では、「経済活性化」について紹介します。
※他の政策ベクトルについては、広報ぎふで順次紹介します。

【(2)経済活性化】
人口減少社会において、地域の活力を生むためには、地域経済の活性化が不可欠。

■地域経済の活性化
◆現状:国内事業拠点に関する立地計画(新設・移転など)を持つ事業者の割合(全国)

◎雇用創出により地域も経済も活性化!
出典:中小企業庁2024年版中小企業白書

《企業立地の推進》
〇ものづくり産業等集積地計画推進事業
・柳津地域
製造業、物流業の企業の集積を推進
→さらなる立地希望により計画エリアを拡大(第3期区域)
・三輪地域
農業6次産業化に取り組む企業の集積を推進
・黒野地域
ライフサイエンスに関連する企業の集積を推進

◆現状:Neo work-Gifu利用者の起業件数

Neo work-Gifu調べ
◎起業しやすい環境づくり!

《スタートアップの創出》
〇スタートアップ認定制度
・有望なスタートアップ企業を市が認定しさまざまな特典を付与
→Neo work-Gifuのコワーキングスペース無料利用(1年間)
→市の融資制度に「スタートアップ認定枠」を新設し、3年間の利子補給などを実施

〇スタートアップ育成プログラム
・大学発ベンチャー、第二創業※1、企業内ベンチャーなどを発掘するため、学生や社会人を対象とした起業家育成プログラムを実施
※1 企業が既存事業と異なる新事業などに進出すること。

◆ワークダイバーシティの推進
《さまざまな「働きづらさ」を抱える人の就労を支援!》
〇ワークダイバーシティ推進事業
・WORK!DIVERSITY実証化モデル事業
→就労移行支援事業所などのプログラムを通じた就労支援を実施
・女性のDXキャリア形成・活躍促進事業
・若者・学生の就労支援事業
・ワークダイバーシティ&働きがい改革推進事業
→多様な人材による柔軟な働き方の推進や、働きがいのある職場づくりを支援するための企業向けセミナーなどを開催
・岐阜市ワークダイバーシティ賛同企業公表制度

〇超短時間雇用創出事業
・障がいや難病で長時間の就労が困難な人に対し、週20時間未満の雇用を創出
→超短時間ワーク応援センターが、協力企業の開拓などの支援を実施

【各事業・制度の詳細は3面に掲載】

◆現状:柳ケ瀬周辺(徹明・明徳)の人口

出典:岐阜市人口統計
◎若い世代に暮らしの場として選ばれている

《中心市街地の活性化》エリアの価値向上!
〇リノベーションまちづくり事業
・「柳ケ瀬日常ニナーレ」※2で、従来の「商い」に加え「暮らし」に着目したプログラムを企画
・さまざまな地域課題を包括的に解決するため、エリアプラットフォーム※3を構築
※2 まちづくりに関わりたい人たちがまちの資源を活かした体験プログラムを企画・実施。
※3 地域人材が集約した官民連携の組織。柳ケ瀬の将来像を示すエリアビジョンの策定を目指す。

■観光
◆現状:岐阜城入場者数[コロナ禍前を上回る]

岐阜市調べ

《本物志向の観光まちづくり》
〇史跡岐阜城跡整備事業
・山上部の城郭景観の復元
→当時の石垣を保護するための樹木管理を実施
・山麓部の居館庭園整備
→実施設計に向けた測量、調査

〇岐阜城天守閣耐震化事業
・耐震化等工事とともに、設備の更新や展示のリニューアルを実施し、令和10年の春にオープン予定

《インバウンド推進》
〇観光交流協定等に基づく誘客促進事業
・中国最大手のオンライントラベルエージェントの「Trip.comGroup」と連携し、中国の旅行潜在層にアプローチ

〇広域連携による誘客宣伝
・広域連携(岐阜・下呂・郡上観光宣伝協議会)による台湾向けのプロモーションを展開
→レンタカーと現地での体験(茶道など)をパックにした旅行商品の販売促進
→台湾の訪日旅行情報サイトで、鵜飼を中心とした情報発信

〇歴史遺産活用事業
・2025大阪・関西万博「地方創生SDGsフェス」に鵜飼の魅力を発信する展示ブースを出展

問合せ:広報広聴課
【電話】214-2387

       

岐阜市から市民の皆さまへ大切な情報をお届けします。 広報プラス ーわたしの広報ぎふー

MENU