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令和7年度予算 主な事業(1)

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岐阜県岐阜市

市では、特に重点を置いて取り組む政策の方向性として「こどもファースト」、「経済活性化」、「岐阜を動かす社会基盤整備」、「持続可能で幸せな市民生活」を令和7年度の政策ベクトルとして掲げています。この政策ベクトルを着実に深化させ、事業に取り組んでいきます。今号では、「こどもファースト」について紹介します。
※他の政策ベクトルについては、広報ぎふで順次紹介します。

【(1)こどもファースト】
市政における不変の方針。子ども達を取り巻く課題を解決することが、あらゆる社会課題の突破口。

■子育て支援
◆現状:共働き世帯数・専業主婦世帯数

出典:総務省労働力調査

《保育環境の充実》
〇民営化保育園等に対する施設整備費助成
・多様化する保育ニーズに対応し保育環境の充実を図る
・園舎建替費用を助成(則武・合渡・やないづ・さば・沖ノ橋・みさとの6施設を予定)

◆現状:放課後児童クラブ利用希望者数・利用児童数

岐阜市調べ

《保護者が安心して働ける環境整備》
〇放課後児童クラブ事業(民間委託)
・3クラブ(岩野田・合渡・城西)6教室で民間事業者による運営を開始
・8クラブ(木田・黒野・茜部・鶉・市橋・鏡島・芥見・岩野田北)において各1教室を増設し、定員を240人増加

◆現状:理想の子どもの数を持たない理由

出典:国立社会保障・人口問題研究所 第16回出生動向基本調査

《子どもを育てやすい環境整備》
〇子ども医療費助成
・子どもが医療機関で診療を受けた際、保険診療の窓口負担を助成
→令和7年4月診療分から、助成対象年齢を18歳までに拡大(18歳になって最初の3月31日までの子ども)

■教育
◆[PickUp!]現状:芥見東小と藍川東中の児童生徒数

岐阜市調べ

《異年齢交流の充実》
〇義務教育学校整備事業
・芥見東小学校と藍川東中学校を統合し、小中一貫教育を行う義務教育学校「藍東学園」を令和8年4月に開校
・教室数が多く、通常より広い教室がある芥見東小学校の校舎を活用
特徴:
・教科ごとに専用教室で学ぶ教科センター方式により、専門性の高い環境の中で児童生徒の主体性を促進
・ホームルームでの探究的な学びも含めた日常的な異学年による交流
・地域交流スペースを通した地域の人との交流や学び

《地域主体の通学路安全対策》
〇通学路安全対策ワークショップ
・ビッグデータ(車両走行データなど)やAI解析を活用し、危険箇所を見える化した地図をもとに地域住民と安全対策などを検討(21校区)
・児童や保護者に危険箇所の周知を図るため新たに「ロイロノート」※を活用
※ロイロノート…児童生徒へ1人1台配布されているタブレット端末に導入している学習支援ソフト

◆現状:校内フリースペース利用者数

◎R6年度に不登校だった生徒のうち、校内フリースペースを利用した生徒の約65%が出席日数増加
岐阜市調べ

《児童生徒の不登校対策》
〇校内フリースペース整備事業
・不登校児童生徒が安心して学べる居場所を、今年度全ての中学校・義務教育学校に整備
→間仕切りによる個人スペースの創出や、ソファなどを配置

〇不登校児童生徒総合サポート事業
・草潤中学校の支援ノウハウを、オンラインフリースペース(不登校児童生徒を対象としたオンライン上の教室)で活用
・草潤中でのリアルな学びやオンラインでの配信授業など学びのプログラムを充実

《高等教育による人材育成》
〇岐阜薬科大学キャンパス整備事業
・黒野地域(本部西側)に新キャンパスを整備
→令和10年度末の完成を目指し、校舎棟建設、周辺道路工事などに着手

〇女子短期大学市立新大学準備委員会/準備調査
・市立新大学基本計画の策定や、新大学開設までの課題を整理

問合せ:広報広聴課
【電話】214-2387

       

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