文字サイズ

岐阜市議会だより(2)

7/24

岐阜県岐阜市

◯厚生委員会
(1)山形県山形市(11月5日)
山形市健康ポイント事業SUKSKについて

山形市では、健康医療先進都市というビジョンを掲げ、認知症、運動器疾患、脳血管疾患を予防するため、食事、運動、休養、社会参加、禁煙、受動喫煙防止に留意するSUKSK(スクスク)生活を提唱し、市民の健康寿命の延伸を目的として、スマートフォンのアプリを活用した健康ポイント事業を実施しています。また、アプリにAIが健康診断の結果や歩数等を分析してアドバイスを行う機能を追加するなど、市民の健康課題の改善に向けた個別のサポートの充実に取り組んでいます。
身近に健康的な生活を意識できる取り組みは、大変意義深いものと感じました。

(2)神奈川県横須賀市(11月6日)
ヘルスケアデータ分析システムを活用した保健指導の取組について

横須賀市では、令和4年度から教育機関等と連携して市民のヘルスケアデータの分析を行い、効率的な健康支援の実現に取り組んでいます。今年度からは、健康ビッグデータを持つ企業と協力してAIを用いたビッグデータ解析を行い、健康面で困難を抱える可能性が高い市民を抽出し、個別の支援を展開しています。
これにより、健康寿命の延伸や医療費の削減を目指しており、保健師による実際の健康支援も行われるなど、個別最適な健康支援に向けた取り組みは、大いに参考になりました。

◯建設委員会
(1)広島県呉市(10月15日)
呉まちなか公共空間デザイン計画について

呉市では、中心市街地の一部エリアをまちなか公共空間と定義し、人中心のウオーカブルな空間として再構築を図るべく、20年先を見据えた取組方針としての計画を策定し、新たなまちづくりに取り組んでいます。
ハード面だけでなく、そこでの人々の活動等を踏まえ、市民とともに将来のまちづくりの在り方を描き、方針として形にしていく姿勢が大変印象的でした。

(2)兵庫県姫路市(10月16日)
バリアフリー公園の整備について

姫路市では、水族館やスポーツ施設等を有し古くから市民に親しまれてきた手柄山平和公園の再整備において、障がいのある人もない人も、誰もが楽しめるバリアフリー公園「みんなのさくら広場」を新たに開設しました。整備に当たっては、障がい者の関係団体をはじめ市民の声を丁寧に聴取し、遊具の仕様やトイレ等の設備に反映させました。
全ての人が受け入れられる社会の形成が重要との認識が広まる中、姫路市の取り組みは大変参考になりました。

◯文教委員会
(1)新潟県新潟市(10月30日)
教育DXに係る取組について

新潟市では、児童生徒1人に1台タブレット端末を配備し、個別最適な学び、協働的な学びへの活用に取り組むとともに、教職員においても、GIGA推進リーダーやICT支援員を設置し、誰一人取り残さない校務DXに取り組んでいます。また、さらなる支援を行うためにGIGAスクール運営支援センターを整備することで、負担の軽減、支援の迅速化および最適化を実現していました。
教職員に対する支援体制を人による支援から組織的な支援に強化することにより、GIGAスクール構想を持続可能なものにする取り組みは、教育DXを推し進める本市にとって大変参考になりました。

(2)宮城県仙台市(10月31日)
せんだいこども若者プラン2025について/子育て情報サイト「せんだいのびすくナビ」について

仙台市では、せんだいこども若者プラン2025を策定し、仙台すくすくサポート事業をはじめとするさまざまな事業を実施することにより、地域社会全体で子どもの育ちと子育てを応援していく環境づくりに取り組んでいます。
共働き世帯の増加等により地域子育て支援の重要性が高まる中、その機能の充実や多様な担い手との連携を推進する取り組みは、大いに参考となるものでした。

問合せ:議事調査課
【電話】214-6237

       

岐阜市から市民の皆さまへ大切な情報をお届けします。 広報プラス ーわたしの広報ぎふー

MENU