■高齢者見守り通知サービスについて
超高齢社会の進展により、岐阜市でもおひとり暮らしの高齢者世帯が、増加しています。前回の2020年国勢調査によると、65歳以上のおひとり暮らしの世帯が、約2万1千世帯と、10年間で1.35倍に増加しました。
岐阜市では、市民の皆さんの幸せに貢献するため、高齢者の見守り事業に力を入れています。従来の民生委員や地域包括支援センターの連携による定期的な見守りや「ふれあい・いきいきサロン」の開催、事業者と連携した高齢者見守りネットワーク事業や弁当配達を行う事業者の協力を得て実施する配食による安否確認事業などです。更に、持病のある高齢者を対象に、通報装置を設置する緊急通報体制支援事業なども実施しています。
今回、新たな取り組みとして、12月1日から、シニア世代の方にも利用されているLINEを活用した見守り通知サービスを開始しました。このサービスは、おひとり暮らしの高齢者など「見守られる人」と、ご家族など「見守る人」の間で、安否を確認できるサービスです。具体的には、「見守られる人」のLINEに、岐阜市から毎日、決まった時間に「お元気ですか?」というメッセージが届きますので、「はい」を押して回答していただきます。「見守る人」は、回答状況をLINEのメニューで確認でき、もし2回連続して回答がない場合は、アラート通知がメッセージとして届き、状況を把握できます。
市職員が良い施策を考えてくれました。この機会に、岐阜市の公式LINEをご登録いただき、大切なご家族の繋がりの一つとしてご活用ください。
岐阜市長 柴橋
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