◆古田県政20年への感謝
2月5日の任期満了をもって勇退される古田肇知事の20年にわたる岐阜県政へのご貢献に、心から感謝申し上げます。私が市長に就任した2018年2月以来、県市連携を掲げ、古田知事と様々な課題に取り組みました。中でも県民・市民の安全・安心を守る危機管理、未来への投資である社会基盤整備にご尽力いただいたことは、記憶に刻んでいます。
危機管理では、鳥インフルエンザや豚熱、新型コロナウイルス感染症、能登半島地震や豪雨災害などに対し、オール岐阜で対策を進める古田知事の方針が徹底されていました。特にコロナ対策では、旧市役所で古田知事と二人で記者会見し「岐阜県・岐阜市クラスター対策合同本部」を設置。岐阜モデルと言われた保健所の県市連携は、私の貴重な経験です。
社会基盤整備では、積年の課題であった名鉄名古屋本線鉄道高架化事業を、古田知事と動かしました。踏切による事故や渋滞の解消のみならず、境川の河川改修、都市計画道路整備、名鉄岐阜駅の再整備などに繋がる岐阜を動かす重要な事業が始まっています。
その他にも、岐阜が世界に誇る高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン大会、希望が丘こども医療福祉センターや福祉友愛アリーナ、障がい者総合相談センターなどが集積する「ぎふ清流福祉エリア」の整備など、古田県政の20年で動いた事業は、県民・市民の財産です。本当にありがとうございました。

岐阜市長　柴橋

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