◆子どもの声は、未来の声
7月28日に、岐阜市子ども議会が開催されました。小学校の5・6年生が、議長や議員、市長役を務めます。子ども達の主権者教育の機会であるとともに、生まれ育った街について自分事として考え、思いを表現する貴重な機会です。

事前に、市役所見学が行われますが、市長室にも子ども達が来てくれました。市長室での執務について、岐阜市ゆかりのアスリートや姉妹都市交流について、市長室に飾っているユニフォームやサイン色紙、姉妹都市などからいただいた記念品を見てもらいながら説明しました。未来の岐阜市長が、ここから誕生することを、期待します。

岐阜市子ども議会では、「未来の岐阜市について」「学校給食の残菜について」「外国人観光客について」「商店街の活性化について」「公園について」「長良川のごみについて」子ども達が質問や意見表明を行いました。例えば、学校給食を完食したクラスの表彰制度、姉妹都市の小学生とのオンライン交流、食を楽しむ商店街を目指したフードコート、公園の再整備の計画から子ども達が関わる仕組みづくりなど、堂々たる発表でした。岐阜市への貴重な思いを届けてくれて、ありがとうございます。今後の施策づくりに活かしたいと思います。

子ども達は、様々な情報に触れ、自分の考えを温めます。主張する力とともに、フェイクニュースなど私達の社会をミスリードするような情報の真偽を見極める力も、これからの学びや成長の中で、身につけてほしいと願います。未来ある岐阜市の子ども達の幸せを祈念して。

岐阜市長　柴橋

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