◆市民サービスをもっと便利に
基礎自治体にとって、市民サービスを便利に、安心してご利用いただくことは、大切な仕事です。これまでも、申請や手続きを原則オンラインで行っていただけるように、市役所一丸となって取り組んできました。
例えば、ロゴフォームによる「岐阜市粗大ごみオンライン受付システム」のご利用は、オンライン申請の1位であり、AIチャットボットによる検索カテゴリーの1位は「ごみ」です。一方でお電話でのお問い合わせも1日平均113件となっており、この度スマートフォン向けの岐阜市ごみ分別アプリ「さんあ〜る」の運用を開始しました。ごみの分別方法や出し方を検索したり、ごみ収集日カレンダーによるアラーム機能、更に外国人市民にもご利用いただけるように外国語5言語に対応しています。
市民サービスをもっと便利にするために、市役所窓口のDXを推進しています。市役所1階の市民課窓口には、一日あたり約600名の方が来庁され、その約半数の方は証明書交付の申請手続きをされます。そこで、この度申請書作成支援システムを導入しました。「書かせない窓口」を推進するため、マイナンバーカードをお持ちいただくと、住所・氏名・生年月日を申請書に印字します。一度に複数の申請を作成できますので、繰り返しご記入いただくこともありません。コンシェルジュや職員が操作をご案内します。更に、総合窓口証明書自動交付サービス端末(コンビニ交付機)も導入しました。マイナンバーカードがあれば、コンビニで証明書を交付できます。まだ利用したことがない方のため、コンビニにあるものと同様の端末を設置します。ぜひご利用ください。
今後とも、「歩かせない、書かせない、待たせない」窓口づくりに努めるとともに、オンラインの活用により、ご来庁いただかなくても良い窓口を視野に研究を進めます。
岐阜市長 柴橋
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