■ドナー登録にご協力を
◆10月は「骨髄バンク推進月間」
白血病などの血液の病気の治療方法の一つに、健康な人の骨髄や血液の中にある造血幹細胞(血液を造る細胞)の移植があります。移植には白血球の型が適合する必要がありますが、適合する確率は低く、日本骨髄バンクへの多くの人の登録が必要です。ぜひ、日本骨髄バンクへ骨髄等提供希望者(ドナー)として登録をお願いします。市では、骨髄などの提供に伴う休業など、ドナーの負担を軽減するための助成を行っていますので、お問い合わせください。
問合せ:保健所地域保健課
【電話】252-7191
■臓器提供の意思表示にご協力を
◆10月は「臓器移植普及推進月間」
臓器移植は、病気や事故などで臓器が機能しなくなった人に、他人の健康な臓器を移植して、機能を回復させる医療です。善意による臓器の提供がなければ成り立たず、臓器を提供する人とその家族の理解・協力が不可欠です。現在、日本で臓器の提供を待っている人はおよそ16,000人いますが、実際に移植を受けられる人はわずか3~4%です。
◆もしもの時のために家族で話し合いを
臓器提供について、一人一人が家族と話し合い、自分の意思を表示しておきましょう。本人の意思が不明な場合、家族の承諾があれば臓器提供はできますが、もしもの時に家族が判断に迷わないためにも、意思表示は「臓器提供意思表示カード」のほか、運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードの意思表示欄でできます。
◆インターネットでも意思表示ができます
(公社)日本臓器移植ネットワークのホームページから臓器提供の意思登録が可能です。
※詳細は広報紙P6のQRコードをご覧ください。
問合せ:保健所地域保健課
【電話】252-7191
■薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」
◆10月~11月は「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動」の期間です
薬物乱用防止を推進するため、厚生労働省では、10月~11月の間、麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動を実施しています。薬物の使用は一度だけのつもりでも簡単にはやめられず依存症となることもあります。心身の健康を損ない、他人に危害を加えることにもなりかねません。
近年、ドラックストアで購入できる市販品の風邪薬や咳止めなどを決められた用法・用量を守らずに過量に摂取する「オーバードーズ」が新たな社会問題となっています。オーバードーズをしてしまう人にはさまざまな「つらい気持ち」が潜んでいるかもしれません。甘い言葉で誘われても勇気を持って断りましう。一人で解決しようとせず、家族や信頼できる人に相談してみてください。
問合せ:保健所感染症・医務薬務課
【電話】252-7187