■セントラルパーク金公園が岐阜を動かす
3月4日、柳ケ瀬グラッスル35とセントラルパーク金公園の完成式典が行われました。柳ケ瀬グラッスル35は、当初話が持ち上がってから足掛け35年の長きにわたる事業であり、関係者のご尽力に敬意を表します。
私にとっても感慨深いのは、5年前市長に就任した初日に決裁をした事業が、「高島屋南地区市街地再開発事業」の公共床取得でした。3階と4階の2つのフロアを、健康と子育てをテーマに岐阜市が取得して活用する議論が積み重ねられており、就任しておよそ一週間後の3月議会に、取得のための予算案を提出しなければなりませんでした。
事業を行うからには、市民の皆さんにご利用いただき、幸せに貢献できるものにしたい、と庁内で議論しました。そこで取り組んだのが、金公園のセントラルパーク化です。公園という公共空間を、市民の皆さんが憩い、多様な活動が出来る空間にリノベーションすることで、エリアの価値向上を図る目的です。芝生広場で子ども達が走り回っている姿、体操を楽しむ大人達の姿、キッチンカーに行列ができている姿、イベントで賑わう姿を想像するだけで、ワクワクしませんか?“OPEN　SPACE　LABO　IN金公園”という実証実験の結果、柳ケ瀬商店街との回遊も見込まれており、セントラルパーク金公園が、柳ケ瀬グラッスル35と柳ケ瀬商店街をエンパワーメントする可能性大です。
更に、岐阜市中心市街地道路空間利活用懇談会で、金公園に隣接する金華橋通りなどの道路空間を、市民の皆さんに多様に活用いただける公共空間とする議論をしています。岐阜市は、新しい時代を見据えて、動き続けます。柳ケ瀬グラッスル35とセントラルパーク金公園には、平日昼間ワンコイン乗り放題の岐阜バス「昼得きっぷ」を活用するなど、公共交通機関をご利用の上、ぜひお越しください。
◎市長コラムを動画で配信しています。ぜひご覧ください。
岐阜市長　柴橋