■行政サービスの向上を目指して
9月1日から、日光事務所の福祉業務を拡充し、日光、西部、東部、南部東の各事務所に、福祉業務に精通し、市民の皆さんに貢献する福祉窓口アテンダントを任命しました。また、全ての事務所で、本庁と同じようにキャッシュレス決済を導入しました。
こうした取り組みは、行政サービスを向上し、市民の皆さんの利便性を高めるために進めてきたことです。更に、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の時代が到来した事で、原則全ての市民の皆さんからの申請・届出等の行政手続きをオンライン化するべく、現在総点検を実施しています。約2,270種類の手続きの内、年間受付件数100件以上の手続きを優先して取り組みます。
DXを進める事で、大きな成果が出てきたのが教育分野です。一人一台タブレット端末の導入、動画学習型Webサービスの導入、電子黒板のリニューアルの他、6月1日から学校と保護者をつなぐ連絡アプリ「スマート連絡帳」を導入しました。従来ですと、保護者の皆さんに、欠席や遅刻の連絡を朝学校にお電話いただいていましたが、連絡アプリへ自由な時間に入力いただくことで、開始から夏休み前までで47,901件の電話が減少する成果を上げました。学校から保護者へのお便り等も連絡アプリを通してお送りするため、169,434枚のペーパーレス化につながり、大事なお知らせが直接届くのでありがたいとの保護者の声や、既読システムで読んでくださったのが分かるので安心感を得られるとの教職員の声をいただきました。
全ては、市民の皆さんの利便性を高め、幸せに貢献したいとの思いで取り組んでいます。一つ一つ着実に進めていきますので、ご協力をよろしくお願い致します。
◎市長コラムを動画で配信しています。
ぜひご覧ください。
岐阜市長 柴橋
記事を読み上げる