■岐阜市は着実に前進している
森記念財団都市戦略研究所が、「日本の都市特性評価2022」を発表しました。対象都市は、政令指定都市・都道府県庁所在地・人口17万人以上の都市である138都市で、経済・ビジネス、研究・開発、文化・交流、生活・居住、環境、交通・アクセスの6分野に分けて評価指標としています。
岐阜市は、合計スコアでは138都市の中で17位に位置し、昨年の25位からランクアップしました。1位は大阪市、2位は京都市、3位は福岡市で、岐阜市の前後は、15位に豊田市、16位に北九州市、18位に熊本市、19位に長野市、20位に奈良市が入っています。
岐阜市がランクアップしていることは、選ばれるまち岐阜市を目指す本市として、喜ばしいことです。例えば、文化・交流分野では、岐阜市は44位ですが、「文化・歴史・伝統への接触機会」は岐阜和傘の振興、史跡岐阜城跡整備基本計画の推進、長良川鵜飼のユネスコ無形文化遺産登録の推進など、現在進めている取り組みにより改善が見込まれます。環境分野では、岐阜市は39位ですが、「リサイクル率」はプラスチック製容器包装の分別収集など、ゴミの減量・資源化を進めることで改善が見込まれます。また「水辺の充実度」はぎふ長良川鵜飼かわまちづくり計画を進めることで高まります。要は、岐阜市はまだまだ施策の推進によって伸びしろがあり、ランクアップ出来る可能性を秘めているということです。
岐阜市は今、着実に前進しています。こどもファースト、ワークダイバーシティ、中心市街地活性化and社会基盤整備、寄り添う福祉などの政策ベクトルをより深掘りし、市民の皆さんの幸せに貢献します。
◎市長コラムを動画で配信しています。ぜひご覧ください。
岐阜市長 柴橋
記事を読み上げる