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岐阜県岐阜市

■岐阜市教育大綱の具現化
2019年7月3日に市内中学生の尊い生命が失われたいじめ重大事態から、まもなく丸三年を迎えます。この間、岐阜市公教育検討会議の答申を受けて行った教育大綱の改定、条例の改正、いじめ対策監の配置などに取り組みました。
教育大綱の基本方針に「学校・家庭・地域の誰もが生命の尊厳を理解し、互いに心を開く対話を重ね、一人ひとりが価値ある大切な存在として互いに認め合う教育を推進する」と掲げ、大綱の具現化を進める中で、教職員がより深く子どもたちと向き合うための学校業務改革の一助となる「学校と保護者を繋ぐ連絡アプリ」の導入と、子どもの心身の状況を把握し支援する「ICTを活用した子どもの健康サポート」実証事業(市内2校)を、今月から始めます。
連絡アプリを導入することで、保護者から学校への欠席連絡や検温報告、学校から保護者への各種お便りなど、電話や紙で行われてきたやり取りをデジタル化し、効率化を図ることで、保護者の利便性が向上するとともに、教職員の朝の電話応対やシステム入力作業、印刷や配布作業が削減され、子どもとより深く向き合う時間や授業準備の時間を確保することができます。
子どもの健康サポート実証事業では、毎日朝の会、帰りの会で、子どもが今の体調と気分をタブレットで選択し、更に先生に相談したいことがある場合は、「きいてほしい」ボタンを押し、聞いてほしい先生を指定することができます。教職員が、一人ひとりの心や体のサインをキャッチし、『チーム学校』で子どもに寄り添う取り組みです。
学校・家庭・地域の皆さんが、子どもにかかわる当事者でいて下さることは、いじめのない明るい社会をつくるために、何よりも大切なことです。これからも、市民の皆さんのご理解ご協力を、宜しくお願いします。
◎市長コラムを動画で配信しています。ぜひご覧ください。
岐阜市長 柴橋

       

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