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岐阜を動かす42

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岐阜県岐阜市

■全ての人に居場所と出番を
2022年度がスタートしました。新年度予算は、5つの政策ベクトル「こどもファースト」「ワークダイバーシティ」「中心市街地活性化and社会基盤整備」「共助・共生社会and環境」「寄り添う福祉and健幸」を軸に編成しました。引き続き、積年の課題であるJR岐阜駅北側の再開発事業や名鉄名古屋本線鉄道高架化事業、柳ケ瀬広場整備や史跡岐阜城跡整備事業の推進に取り組むとともに、JR長森駅北口交通広場整備や岐阜三輪スマートインターチェンジ周辺の農業6次産業化拠点整備など、多様な地域課題の解決にも着手します。
今月は、その中でも特に力をいれている雇用分野について、触れたいと思います。私たちの社会では、働きたいと思っていても、働く機会を得ていない方がいらっしゃいます。例えば、障がいのある方で働いていない方の約半数は働きたいとの意向をお持ちです。65歳以上の方もフルタイムではなく、短時間の就労を望んでおられる方がいらっしゃいます。結婚、出産、育児の年代の女性では離職する方もいらっしゃいますが、子育て中の働いていない女性の8割が働きたいとの意向をお持ちです。
こうした事から、政策のベクトルに「ワークダイバーシティ」を掲げ、特に3つの取り組みを始めます。1つ目は、働きづらさや生きづらさを感じている方の就労を支援するワークダイバーシティ推進事業で、障がい者就労移行支援事業所等のプログラムを活用するWORK!DIVERSITYモデル助成事業。2つ目は、障がい者や社会的孤立である引きこもりの方など、その特性により長時間働くことが難しい方の就労を支援する超短時間雇用創出事業で、岐阜市超短時間ワーク応援センターを開設し、就労先の企業等とマッチングします。3つ目は、子育てや介護によりフルタイムで働けない方に働く機会を提供するテレワークを活用したショートタイムワーク事業です。
働くことで、全ての人に居場所と出番がある社会づくりを行い、市民の皆さんに幸せを実感していただきたいと願っています。
◎市長コラムを動画で配信しています。ぜひご覧ください。
岐阜市長 柴橋

       

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