■歴史博物館企画展
期間：3月26日(土)～5月22日(日)
◇岐阜和傘
岐阜市加納を中心に江戸時代から生産されてきた岐阜和傘。令和2年1月に(一社)岐阜和傘協会が設立され、魅力の発信、ブランド力の向上、製作技術の継承に取り組んでいます。展覧会では、岐阜を代表する伝統工芸品の一つである岐阜和傘の歴史と優れた技術を紹介します。写真は長さの異なる親骨を桜の形に組み合わせた、舞踊に使用する傘です。水色の平紙を張り、花弁の輪郭は白、中央はピンク、おしべなどを黄・赤・青などの色で手描きしています。写真からは見えない傘の内側にも多くの趣向が凝らされた、鮮やかな傘です。和傘の美しさや繊細さに注目しながらお楽しみください。
◎関連イベントなどはホームページをご覧ください。

■歴史博物館特集展示
期間：開催中～4月24日(日)
◇飄逸(ひょういつ)の画人蓑虫山人(みのむしさんじん)
蓑虫山人(1836～1890)は美濃国安八郡結村に生まれ、14歳で出郷すると、全国を遊覧しながら作画を行いました。そのほとんどが、蓑虫山人が旅先で見聞きし、感じたものを即興的にあらわした軽妙な作品で、素朴な画風の中に、暖かさや寒さ、笑い声や花の香などをイメージすることができます。

《共通》
観覧料：高校生以上310円(250円)、小中学生150円(90円)※(　)は20人以上の団体料金。各種障がい者手帳、難病に関する医療受給者証をお持ちの人とその介護者1人・市内在住の70歳以上の人は証明書などを提示すると無料。市内の中学生以下の人は無料。家庭の日(3月20日、4月17日、5月15日の各(日))に入館する中学生以下の人とその家族は無料。
開館時間：午前9時～午後5時(入館は30分前まで)
休館日：毎週月曜日(3月21日、5月2日は開館)、3月22日(火)、5月6日(金)

場所・問合せ：歴史博物館(大宮町2-18-1・【電話】265-0010)