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岐阜を動かす40

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岐阜県岐阜市

■市民の皆様の幸せに貢献する
2期目の就任にあたり、市民の皆様に一言ご挨拶申し上げます。
引き続き岐阜市政の舵取りを担わせていただくことになりました。責任の重さに改めて身の引き締まる思いであり、岐阜市の一層の発展のため、市民の皆様の期待と負託に応えるべく、全力を尽くして責務を全うする決意です。
1期目の4年間は、2018年7月豪雨と豚コレラ、2019年7月いじめ重大事態、2020年から今日まで新型コロナウイルス感染症など危機対応の連続であるとともに、前市長より引き継いださまざまな課題に取り組みました。「岐阜を動かす」を最重要テーマとして掲げ、市民の皆様に変化を実感していただきたいとの思いで、象徴的な積年の課題に取り組んできました。
その結果、先月には岐阜都市圏の玄関口として、岐阜駅北中央東地区・中央西地区市街地再開発事業の概要等が発表されました。また、名鉄名古屋本線鉄道高架化事業について、国土交通省の事業認可を岐阜県が取得し、新年度からいよいよスタートします。これまで蒔いてきた種を、一つ一つ花咲かせる2期目にしたいと思います。
市民の皆様には、ハード整備によるまちづくりの推進のイメージが強いかもしれません。しかし、「こどもファースト」「ワークダイバーシティ」「寄り添う福祉」の施策を進めることで、子どもから高齢者まで、市民の皆様の幸せに貢献したいと考えています。
「こどもファースト」は、不登校児童生徒の増加やいじめ問題、痛ましい交通事故など、子どもを取り巻く多様な課題に取り組むことが、8050問題や地域の担い手不足などの社会課題を解決する突破口になります。「ワークダイバーシティ」は、年齢や性別、障がいの有無等に関わらず、働きづらさや生きづらさを感じている方の就労を支援し、働くことを通じて居場所と出番がある社会をつくることに繋がります。「寄り添う福祉」は、生活に困難を抱えている方を支援する重層的支援体制の強化や、コロナ禍で不安を抱えている女性が社会との絆・つながりの回復を図るためのあんしんつながりステーションの継続した運営など、一人一人に寄り添う福祉を実現します。
こうした施策の実現には、二元代表制の下、市議会との真摯な議論、市民の皆様との対話と協働、市役所職員との信頼関係に基づく一致協力が不可欠です。皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
岐阜市長 柴橋

       

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