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岐阜県岐阜市

■高級鵜飼観覧船完成
~持続可能な鵜飼観覧船事業の実現に向けた歩み~
5月に開幕する「ぎふ長良川の鵜飼」からご乗船いただける3隻の高級鵜飼観覧船が完成しました。闇に溶け込む外観や、舟ごとに異なるテーマカラーの内装と屋形で、特別な空間で鵜飼観覧をお楽しみいただけます。「ぎふ長良川の鵜飼」についてなど、詳しくはホームページをご覧ください。

■あなたの推しは?
岐阜市を代表する画家である加藤東一氏が描いた「総がらみ(鵜飼)」で表現された印象的な色彩をもとに内装がデザインされています。

■ココが違う!
靴を脱ぐことなく、下足のまま乗船。まるでリビングにいるような、くつろげる空間になっています。

■特別な鵜飼観覧を!
河川の状況や当日の天候を踏まえ、その日に体験できる最高の鵜飼観覧を提供します。また、テーブルの配置を変えることもでき、船の中で本格的な懐石料理を楽しみたい、食後にゆったりと鵜飼を楽しみたいなど、ニーズに合わせてお楽しみいただけます。

料金・予約方法など:3隻とも貸し切り船で、乗船料は、10人乗りが89,400円、15人乗りが134,100円です。予約方法など、詳細は予約開始(4月上旬予定)に合わせ、ホームページなどでご案内します。

◆ヒト想い
■1000年先も継承し続ける持続可能な地域を目指すための財産「ぎふ長良川の鵜飼」
鵜飼観覧船事務所
所長 熊谷武夫
◇「ぎふ長良川の鵜飼」
1300年以上の歴史を有し、岐阜の夏の風物詩として今なお受け継がれています。「長良川の鵜飼用具一式122点」は国の重要有形民俗文化財に、「長良川鵜飼漁の技術」は国の無形民俗文化財に指定されるなど、岐阜を代表する文化資産でもあります。また、「ぎふ長良川の鵜飼」は、市民の皆様のシビックプライド醸成に欠かすことのできない存在の一つです。
鵜飼は、鵜匠のたくみな手縄(たなわ)さばきや、鵜が魚を飲み込む瞬間を間近で観られ、かがり火の熱さも感じることができる鵜飼観覧船からご覧いただくのがお勧めです。

◇高級船導入の背景
後継者不足、台風や集中豪雨など自然災害による乗船者減少など、観覧船事業を取り巻く環境は厳しく、人的・財政面での改善に加え、認知度・魅力度の向上など「持続可能な形態へのシフト」が求められています。
多くの市民に親しまれてきた岐阜市の誇る文化資産「ぎふ長良川の鵜飼」をより魅力あるコンテンツとして広く発信していくため、鵜飼観覧船事業に携わるさまざまな皆様の意見を伺い、鵜飼観覧における顧客ニーズへの対応や顧客満足度のさらなる向上を目的に高級鵜飼観覧船を導入することにしました。

◇乗船客のさらなる感動を目指して
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、日本人の旅行需要は海外旅行から国内旅行にシフトしました。旅行を楽しむ富裕層や女性客をはじめ、企業の接待需要や社員向けインセンティブ需要を取り込みたいと考えています。アフターコロナにおけるインバウンド需要も視野に入れています。
ご家族・お仲間でのお祝いや記念日などでのご利用もお待ちしています。

◇鵜飼が岐阜市の観光やまちづくりに果たす役割
岐阜市では、長良川の歴史や文化、景観を生かし、魅力的な水辺空間の形成に向けた取り組みを推進するため「ぎふ長良川鵜飼かわまちづくり計画」を策定、対象地域に「ぎふ長良川の鵜飼」が行われる観覧船運航エリアも含まれています。
また、鵜飼は伝承、風習などを踏まえたストーリーのもと、地域に点在する有形・無形の文化財を面として活用し、情報発信や人材育成・伝承、環境整備などの取り組みを効果的に進め、地域活性化を図ることを目的とした「日本遺産」の重要構成要素でもあります。
今回の高級鵜飼観覧船の導入をはじめ、多様な観覧方法の検討など持続可能な鵜飼観覧船事業に努めるとともに、長良川の歴史、文化、景観を1000年先も継承し続ける持続可能な地域を目指していきます。

問合せ:鵜飼観覧船事務所
【電話】262-0104

       

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