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岐阜市議会だより(2)

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岐阜県岐阜市

■建設委員会
(1)福岡県久留米市(10月20日)…くるめシンボルロード整備基本構想について
久留米市では、JR久留米駅から西鉄久留米駅までの通りを「くるめシンボルロード」とし、来街者が楽しみながら安全・快適に回遊できるよう、自転車走行空間の整備やバリアフリー整備などを実施しています。令和3年12月にはくるめシンボルロード近くの久留米ほとめき通り商店街において歩行者利便増進道路を指定しており、ハード面における整備のほか、地域と連携して魅力ある通りの形成に取り組む様子が印象的でした。

(2)岡山県岡山市(10月21日)…県庁通りに係る道路空間の再整備および利活用について/石山公園などにおけるにぎわい創出事業について
岡山市は、市の賑わいの核である岡山駅周辺エリアと旧城下町エリアをつなぐ県庁通りを人優先の道路空間へ再構築するため、歩道拡幅などとあわせ、車道の一車線化を行いました。事業推進にあたっては、地域住民などと連携して公開会議などを行っており、まちづくりの担い手を発掘しながら整備を進める取り組みは大いに参考になりました。
また、石山公園をはじめとする市内各公園においては、賑わい創出のため、オープンカフェ社会実験や芝生化などの多様な施策を実施しており、各公園の特性を生かした利活用方法を検討する重要性を感じました。

■文教委員会
(1)広島県福山市(10月26日)…福山市立大学の公立大学法人化について
福山市立大学は、2021年4月に公立大学法人へ移行されました。法人化により、ある程度法人の中で自由に決められることが増える一方で、法令に基づく手続きとして、市は法人に対して中期目標を提示し、法人はそれに基づいて大学運営を行い、評価委員会の評価を受けた結果を議会へ報告されており、広く市民、議会に対して情報が示されることで透明性が確保されていました。福山市立大学における法人化前後の状況は、大変参考になりました。

(2)高知県高知市(10月27日)…義務教育学校について
高知市では、少子高齢化による集落存亡の危機に直面した土佐山地域を持続可能な地域として存続させるべく、平成23年に「土佐山百年構想」を提案し地方創生に取り組んできました。その一つの柱、社学一体・小中一貫教育プロジェクトの一環として義務教育学校土佐山学舎が整備され、地域活性化の一翼を担ってきました。
日本全国で学校の小規模化が進む中、移住・定住をしてでも入学を希望される方がみえる土佐山学舎の特色ある取り組みは、大いに参考となりました。

問合せ:議事調査課
【電話】214-6237

       

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