食中毒は年間を通じて発生します。冬場にはノロウイルスによる食中毒が多発するため、これからの時期は特に注意が必要です。
■ノロウイルスによる食中毒について
ノロウイルスは、人の腸粘膜で増殖し、ふん便とともに排出され、人の手などを介して汚染が広がります。感染すると24～48時間後に吐き気、おう吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。
予防方法：
・手洗いが最も重要で効果的です。調理や食事の前、トイレの後には必ず石けんで丁寧に手を洗いましょう。2回行うと効果的です。
・おう吐や下痢などの症状があるときは、調理作業を控えましょう。
・ノロウイルスの汚染のおそれがある二枚貝(例：カキ)などの食品は十分に加熱しましょう。中心部が85℃～90℃で90秒間以上の加熱が有効です。
・調理器具は熱湯で消毒するか、0.02%次亜塩素酸ナトリウム液※でつけ置き消毒しましょう。
※0.02%次亜塩素酸ナトリウム液の作り方：
(1)台所用漂白剤などの塩素系漂白剤(約5%)をペットボトルのキャップ半分弱(約2ml)とり、500mlのペットボトルに入れる。
(2)水をボトルいっぱいに入れてよく混ぜる。

問合せ：保健所食品衛生課
【電話】252-7194