岐阜市議会議長　谷藤　錦司
明けましておめでとうございます。
令和4年の新春を迎えるにあたり、市民の皆様に心からお喜び申し上げます。平素より議会活動ならびに市政全般に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症に関し、医療・福祉をはじめ現場の最前線でご尽力いただいております全ての方々に対し、心から敬意を表しますとともに、深く感謝を申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、不自由な生活を余儀なくされる日々が続きました。こうした中、市議会といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策に取り組むため、活発な議論を行い、スピード感をもって対応に当たってまいりました。国においても、自治体と協力し、感染症対策の切り札として期待されるワクチン接種の早期完了に向けた取り組みの結果、行動制限を緩和する実証実験が実施され、日常生活を取り戻す動きが行われるなど、収束に向けて明るい兆しも見られるようになりました。
また、困難な状況での開催となりましたが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、過去最多のメダルを獲得した日本選手団の活躍が、私たちに勇気と感動をもたらしてくれました。特に、本市ゆかりの選手の活躍は、市民の誇りであるとともに、スポーツの持つ大いなる力や魅力を感じとることができました。
さて、コロナ禍以外にも、日本は、人口減少や少子高齢化の進展、激甚化する自然災害など、さまざまな課題に直面しています。ポストコロナ時代を見据え、今後の行政需要は一層複雑かつ多岐にわたることが予想されます。このような厳しい環境下にあって、我々市議会は、より一層、二元代表制の一翼として、その役割と責任を果たしていかなければなりません。引き続き、市民の皆様の声に耳を傾け、直面する課題に一つ一つ丁寧に向き合い、岐阜市が将来にわたり持続可能な都市として、さらなる発展ができるよう総力を挙げて取り組んでまいる所存であります。皆様方には、相変わらぬご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
年頭にあたり、この一年が実り多き年となりますことをお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

新年のお慶びを申し上げます
岐阜市議会議員一同

※2月6日(日)に岐阜市長選挙が予定されているため、岐阜市長の新年の挨拶は控えさせていただきます。