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災害から命を守る(1)

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岐阜県岐阜市

自然災害はいつ起きるかわかりません。災害における被害を最小化するためには、自分の身は自分で守る「自助」が肝心です。一人一人が、自宅での災害リスクを想定し、災害時の避難における最適な選択ができるよう平時より準備することで、リスクを低減することができます。今一度、ご家庭での災害への備えを見直し、いざという時の行動を家族で話し合ってみませんか。

問合せ:都市防災政策課
【電話】267-4763

■災害が起きる前に
◇避難所以外への避難の準備
・避難所に行くことだけが避難ではありません。
・自宅の災害の危険性をハザードマップにより確認し、安全が確認できる場合は在宅避難についてご検討ください。また、普段から各家庭での災害用備蓄の充実に取り組んでください。
・安全な地域に住む親戚や知人宅への避難もご検討ください。避難の受け入れを事前にお願いするとともに、災害が想定される場合は早めの避難を心がけてください。

◇避難所への避難の準備
・各自で感染症予防に関する備蓄品(マスク、消毒液、石けん、体温計など)を用意しておきましょう。
・受付時の混雑を防ぐために「避難者カード」を事前に記入し、避難時の持ち出し品と一緒にしておきましょう。
・避難当日の健康状態を「健康状態チェックカード」に記入しておきましょう。
※受付時の混雑を防ぐため、できる限り事前記入のご協力をお願いします。「避難者カード」「健康状態チェックカード」は都市防災政策課のホームページ内にあります。

◇家族との連絡方法の確認
複数の連絡手段を確保しましょう。連絡を取り次いでくれる遠くの親戚などを決めておくのも有効です。
・災害用伝言ダイヤル「171」
・携帯電話「災害用伝言板」
・災害用ブロードバンド伝言板(web171)
・公衆電話
・携帯電話のメール、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス) など

◇非常持出品・災害用備蓄品の準備
電気・水道・ガスが途絶える状況を想像し、何が必要かを考えて備えましょう。
・非常持出品
リュックサックやアウトドア用ベストなどに入れ、玄関や枕元 などに置きます。軽くて小さな最低限の物を選びましょう。
□飲料水
□食料(長期保存できるもの)
□現金・貴重品
□ヘルメット・防災頭巾
□救急用品・医薬品(持病のある人はお薬手帳の写しも)
□ホイッスル(笛)
□軍手
□懐中電灯
□携帯ラジオ
□予備電池
□携帯電話(充電器や予備バッテリーも)
□衣類(上着・下着・靴下)
□雨具・防寒具
□タオル・ハンカチ
□ビニール袋
□ティッシュ・ウェットティッシュ
□携帯用トイレ
□携帯用カイロ
□ナイフ・缶切り
□ライター・マッチ・ろうそく
□筆記用具(油性ペン)
《感染症対策として避難所へ持っていくとよい物》
□マスク
□アルコール消毒剤
□除菌シート
□体温計
□ペーパータオル
□石けん
《家族構成や世帯事情に応じて》
□眼鏡・コンタクトレンズ
□生理用品
□補聴器・入れ歯
□授乳用品
□紙おむつ・おしりふき
□離乳食
□ペット用品
・災害用備蓄品
在宅避難に備え、最低3日分(できれば7日分)必要。家具や家屋が倒れても取り出せる場所に分散して配置しましょう。
□飲料水(1人1日3ℓ目安。給水用ポリタンクにもためておく)
□食料(簡単な調理で食べられるもの)
□紙皿・紙コップ
□割り箸・スプーン・フォーク
□テント・毛布・寝袋
□敷物(ビニールシートなど)
□衣類(上着・下着・靴下・防寒具)
□タオル・ハンカチ
□ティッシュペーパー・ウェットティッシュ
□洗面・入浴用具(水を使わないシャンプーなど)
□カセットコンロ(ガスボンベも)
□固形燃料
□新聞紙
□鍋
□簡易トイレ
□ラップフィルム(止血や食器覆いに)
□布製ガムテープ(止血やガラスなどの補修に)
□ビニール袋・ポリ袋(給水袋や手袋の代わりに)
□バールやスコップなどの工具・ロープ(救助活動用)

■災害が起きたら
◇大雨発生!
◇避難指示(警戒レベル4)までに必ず避難!
市町村から警戒レベル3・4が発令された地域の人は自宅での避難や親戚、知人宅への避難も含め、新型コロナウイルスの感染防止対策を心がけ、危険な場所から避難しましょう。

◇地震発生!
◇状況に応じた避難行動を
(1)大きな揺れを感じたり、緊急地震速報を聞いたら…
・テーブルや机の下に隠れる
・頭を座布団やクッションで保護して、揺れが収まるのを待つ
(2)揺れが収まったら…
・すぐに火の始末をして、ドアや窓を開けて、避難口を確保・靴やスリッパを履く 非常持出品を用意
・テレビやラジオなどで情報を収集
・余震に注意、周囲の様子を確認
(3)避難する時は…
・ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切る
・あらかじめ決めておいた場所へ避難する

◇隣近所の安全を確認
地域の高齢者や障がいのある人、子どもたちの安否確認、救助・救護や消火活動を行いましょう。隣近所で助け合うことで、災害に強い地域になります。平常時から声を掛けあい、顔の見える関係をつくりましょう。

       

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