■思い出の1枚をメディアコスモスへ
みんなの森ぎふメディアコスモスが開館6周年を迎えました。知・絆・文化の拠点として、多くの市民の皆さんにご利用いただき、ありがとうございます。
私は、シビックプライドによるまちづくりを掲げています。シビックプライドとは、「地域に対する愛着や誇り」という意味で、皆さんが岐阜の地で楽しく豊かに暮らし続ける原動力となるものです。そして、メディアコスモスに、人々の誇り・思い・心意気を高める場所として、岐阜の魅力を伝える情報を集積し、触れていただく場「シビックプライドプレイス」を2022年3月に整備します。
そこで市民の皆さんに、思い出の写真をメディアコスモスにお寄せいただきたいのです。私たちの街は時代とともに変化します。ある日、建物が解体され、新しい建物ができると、いつしか以前の街並みや景色は忘れ去られてしまいます。しかし、歴史は先人の営みが積み重ねられて今日につながっているものです。皆さんのご家庭で大切に保管しておられる思い出の1枚が、同時代を過ごした方の記憶を呼び起こし、当時を知らない若い世代の共感を得ることで、世代を越えたつながりや多様な関係が、豊かな地域コミュニティをつくり出します。
今回は、主にJR岐阜駅から長良橋付近、岐阜公園周辺、長良川沿いの地域を中心に、明治、大正、昭和期に撮影された、人々の生活の営みが感じられる写真を募集しています。8月30日までに、写真にまつわる思い出とともに、メディアコスモス1階総合案内へお持ちください。写真はその場でお返しします。皆さんのご協力をよろしくお願いします。
岐阜市長 柴橋
記事を読み上げる