新型コロナウイルス感染への懸念から、健康診断を過度に受診控えすると、健康上のリスクを高めてしまう可能性があります。自覚症状が現れにくい病気もあり、2人に1人はかかるといわれている“がん”も早期がんでは無症状であることがほとんどです。定期的に健康診断やがん検診を受けることが、生活習慣病の予防やがんの早期発見・早期治療につながります。市民病院では次のとおり健康診断を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
コース・費用など:
・半日人間ドック(30,800円)主な検査項目:血液検査、胸部レントゲン、腹部超音波、胃・十二指腸透視、腫瘍マーカー ※30歳代からの定期的な受診(年1回以上)をお勧めしています。
《オプション検査》マンモグラフィー検査、乳房超音波検査、乳がん検診、子宮細胞診検査、胃内視鏡検査、肺がんドック、心臓血管ドック、心臓超音波検査、冠動脈造影CTなど
・脳ドック Aコース(30,350円)、Bコース(34,520円)
主な検査項目:頭部MRI・MRA、頸動脈超音波、動脈硬化、認知機能テスト
症状が出る前の脳の病気があるかを調べ、病気の発症や進行の予防を目的としています。
・肝胆膵がんドック Aコース(50,920円)、Bコース(33,610円)、Cコース(27,500円)《A、Bは50歳以上対象》 主な検査項目:血液検査、腹部MRI、腹部造影CT、腹部超音波肝臓、胆のう・胆管、膵臓のがんは、初期段階ではほとんど自覚症状がないため、画像検査や血液検査などを組み合わせ、肝胆膵領域のがんの早期発見を目的としています。
・PETーCT検診(100,830円)《50歳以上対象》PET検査は身体に放射線を出す薬を静脈注射して、全身を測定し薬の分布を画像化します。検査に用いる薬はブドウ糖とほぼ同等の物質でがんや炎症部分に集まる性質があり、同時にCTを撮影し、融合画像にすることで、薬が集まる部分が正確に分かり、がんや炎症部分を発見する手がかりになります。
※加入の保険により、補助が受けられる場合もあります。◎人間ドックのご案内(パンフレット)は市民病院ほか、市庁舎やぎふメディアコスモスにもあります。
場所・問合せ:市民病院健康管理センター(鹿島町7-1・【電話】215-5128《平日午前9時~午後5時》)