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取り組もう!家族みんなで減塩習慣

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岐阜県岐阜市

生活習慣病の多くは不適切な食生活や運動不足、喫煙などの生活習慣によって引き起こされます。食生活の中でも、「味の濃いものをよく食べる」「何にでも醤油や塩をかけて食べる」などの食塩のとりすぎは、高血圧をはじめとした生活習慣病の発症に大きく影響します。また、県民栄養調査の結果から、岐阜県民は「食塩をとりすぎている」ほか、岐阜市は高血圧などの循環器疾患が影響する「心臓病による死亡者数が多い」ということが分かっています。そこで、市では減塩により健康維持を図るため、「家族みんなで減塩習慣」をキャッチフレーズに、減塩による食習慣の改善を推進しています。家庭の食事が減塩を意識したものになれば、子どもから高齢者まで、家族の生活習慣病を予防することにつながります。ぜひ、家族で減塩に取り組みましょう。
○どうして減塩が必要なの?食塩をとりすぎると…
食塩のとりすぎは高血圧につながりやすく、高血圧は脳卒中、心臓病、腎不全などの原因になります。また、胃がんのリスクを高めるとの研究報告もあります。

○岐阜県民・岐阜市民の現状は?
現状(1) 岐阜県民は食塩のとりすぎ!
目標値と比べると、約2~3g食塩をとりすぎています。
県民の食塩摂取量平均値(1日)
男性10.5g 女性8.8g

目標値
男性7.5g未満
女性6.5g未満


平成28年度県民栄養調査

現状(2) 岐阜市民は心臓病で亡くなる人が多い!
死因別死亡率で心臓病の全国死亡率を100としたとき、岐阜市は105.4になります(平成30年度岐阜市衛生年報)。全国と比較すると岐阜市の心臓病による死亡率は高い状態です。食塩のとりすぎは心臓病に影響します。

○家族みんなで減塩にチャレンジ!
減塩のコツを参考にして、できるところから家族みんなで取り組みましょう。
減塩のコツ
(1)新鮮な食材を用いる
食材の持ち味で薄味の調理
(2)香辛料、香味野菜や果物の酸味を利用する
コショウ・七味・生姜・柑橘類の酸味を組み合わせる
(3)低塩の調味料を使う
酢・ケチャップ・マヨネーズ・ドレッシングを上手に使う
(4)具だくさんの味噌汁とする
同じ味付けでも減塩できる
(5)外食や加工食品を控える
目に見えない食塩が隠れている
(6)つけものは控える
浅づけにして、できれば少量に
(7)むやみに調味料を使わない
味付けを確かめて使う
(8)めん類の汁は残す
全部残せば2~3g減塩できる
出典:日本高血圧学会

問合せ:
中保健センター【電話】252-0632、
南保健センター【電話】271-8010、
北保健センター【電話】232-7681

       

岐阜市から市民の皆さまへ大切な情報をお届けします。 広報プラス ーわたしの広報ぎふー

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