【「行財政改革大網2020」における行財政改革の取り組み】
行政の効率化や市民満足度の向上を図るため、「行財政改革大網2020」に基づき(1)令和3年度当初予算において財政効果額のある取り組み62件(約4億4千万円)と(2)その他の取り組み36件を実施しました。今後も良質で充実したサービスの提供に努めます。

(1)財政効果額のある取り組み
(1)健全な財政運営の推進
〇自主財源を確保します
・残骨灰に含まれる有価物の売却(斎苑)　ほか
(2)効率的・効果的な行政経営の推進
〇費用対効果などを踏まえた事業などの見直しを実施します
・岐阜市型STEAM教育推進事業の見直し
・岐阜産業会館の貸館廃止　ほか
(3)組織マネジメントの強化
〇職員定数・給与の適正化を図ります
・正規職員の会計年度任用職員化(学校給食調理員など)　ほか

(2)その他の取り組み
(1)健全な財政運営の推進
〇公営企業の経営健全化を推進します
・上下水道事業の経営健全化の推進　ほか
(2)効率的・効果的な行政経営の推進
〇民間活力を活用します
・新庁舎におけるワンストップ(総合)窓口の構築　ほか
〇公共施設等マネジメントを推進します
・事務所の機能拡充とリノベーションの実施　ほか
〇ICTの活用による事務事業の適正化・効率化を推進します
・キャッシュレス決済の推進　ほか
(3)「オール岐阜」のまちづくり～市民参画と協働の推進～
〇市民と行政のパートナーシップを確立します
・市民活動交流センターを活用した市民活動の支援および交流の促進　ほか
(4)組織マネジメントの強化
〇働きがいのある職場づくりをします
・ワーク・ライフ・マネジメントの推進　ほか

問合せ：行財政改革課
【電話】214-2069

■令和3年度当初予算
《表1》当初予算の会計別比較

一般会計の予算規模は、新型コロナウイルス感染症対策経費が増加する一方、新庁舎建設や東部クリーンセンター粗大ごみ処理施設整備の完了など公共事業費が減少したことにより、令和2年度に比べ、16億8,000万円減少しています。
特別会計は、競輪事業会計において、共同通信社杯開催などにより、35億円ほど増加しています。
企業会計は、水道事業において、配水管整備費が増加するなどに伴い、5億3,000万円ほど増加しています。
○一般会計の内訳

○特別会計の内訳

○企業会計の内訳

《行政目的別》
民生費：高齢者・障がいのある人・児童の福祉、生活の安全など
商工費：商工業の育成、観光の振興など
土木費：道路・公園・住宅の整備など
衛生費：健康づくりや環境対策、ごみ・し尿処理など
教育費：学校教育・社会教育の振興など
総務費：徴税、選挙、統計など
公債費：施設整備などのための長期借入金返済
諸支出金：特別会計への繰出金、企業会計への補助金
その他：消防、農林水産、議会など
《性質別》
人件費：職員の人件費など
扶助費：児童手当や生活保護の経費など
公債費：施設整備などのための長期借入金返済
物件費：消耗品、燃料費、施設管理経費など
貸付金：産業復興などのために貸し付ける経費
繰出金：特別会計への繰出金など
投資的経費：道路・施設整備など
その他：他団体への補助金など

■都市計画税、事業所税、入湯税および消費税率引き上げ分に係る地方消費税交付金(社会保障財源化分)の使いみちについて
《都市計画税》都市計画事業や土地区画整理事業に要する費用に充てることを目的とした地方税です。令和3年度予算では、市街地再開発事業、街路整備事業、公園整備事業、下水道事業などを推進する財源として活用します。
《事業所税》人口30万人以上の都市などが、都市環境の整備および改善に要する費用に充てることを目的とした地方税です。令和3年度予算では、小・中学校施設整備事業、河川水路整備事業、社会福祉施設整備事業などを推進する財源として活用します。
《入湯税》鉱泉源の保護管理施設・消防施設整備、観光振興などに要する費用に充てることを目的とした地方税です。令和3年度予算では、観光振興、消防施設整備などの事業を推進する財源として活用します。
《地方消費税交付金(社会保障財源化分)》消費税率引き上げ分に係る地方消費税交付金の社会保障財源化分については、年金、医療および介護の社会保障給付ならびに少子化に対処するための施策に要する経費、いわゆる「社会保障4経費」に充てるものとされています。令和3年度予算では、生活保護、児童・障がい者・高齢者福祉などの「社会福祉」、介護・国民健康保険などの「社会保険」、医療、感染症予防対策、健康増進対策などの「保健衛生」の施策に要する財源として活用します。

問合せ：財政課
【電話】265-3892