市では、夫婦でともに子育てを行う「共育」を実現するため、父親の主体的な家事・育児への参画を促す「ぎふし共育都市プロジェクト」を進めています。父親向けの子育て講座「パパ大学」や、父親と子どもだけの日帰り旅行「パパとキッズなホリデー」など、気軽に楽しく参加できるプログラムを展開し、父親が家事・育児に関する知識やスキルを学べる場を提供しています。また、男性の家事・育児参画や女性活躍を応援する企業を「ぎふし共育・女性活躍企業」として認定し、企業の取り組みを紹介したり、育児に役立つ共育情報を紹介したりしています。詳しくは、「ぎふし共育都市プロジェクト」ホームページをご覧ください。
問合せ:子ども政策課
【電話】214-2397
♥パパ大学公開講座
期日:12月5日(日)
場所:ぎふメディアコスモスドキドキテラス(司町40-5)
参加費:無料 ◎事前申込不要で、どなたでも参加できます。
♥3人の子育てを楽しむご家族にインタビュー
少子化による人口減少が続く中、「ぎふし共育都市プロジェクト」の一環として、3人以上の子育てについて取り上げ、紹介しています。今回は3人の子育てを楽しむ北川さんご一家にお話を伺いました。
■北川さんご一家
朝康(ともやす)さん(43歳)、知美(ともみ)さん(39歳)、采央子(さおこ)さん(7歳)、侑禾子(ゆかこ)さん(5歳)、佳史子(かおこ)さん(3歳)
Q:どのように共育を実践していますか?
朝康さん:掃除が得意なので、風呂掃除は私の仕事。また子どものお風呂は私が入れています。3人とも髪が長いので乾かすのが大変ですね(笑)。その他、ホットケーキやお好み焼き、餃子など、ホットプレートを囲む料理は私が担当で、子どもたちにも人気です。
知美さん:あえて役割分担をせず、必要なときに家事や習い事の送迎をお願いしたり、得意なことを任せたりしています。普段から育児に関わってくれるので、子どもたちもパパが大好きです。
Q:朝康さんは2人目の出産時に、育児休暇を取得したそうですね。
朝康さん:はい。職場のフォローもあり、2週間の育児休暇を取りました。長女がまだまだかまってほしい年齢だったので、私は主に長女の世話や家事を担当。子どもの成長や妻の大変さを実感する、貴重な時間になりました。
知美さん:育休のおかげで、長女にも寂しい思いをさせず、私も育児に専念できました。今もコロナ禍でテレワークが増え、自宅にいるときは家事を手伝ってくれたり、子どもの行事のときは時間単位で休暇を取ってくれたりと、制度をうまく使って育児に参加してくれています。
Q:3人の子育てでよかったと思う点は?
朝康さん:私自身が3人兄弟だったため、結婚するときから子どもは多いほうがいいねと話していました。けんかもするけれど、妹の面倒をみたり、姉を見て学んだりと、よい関係が築かれていると思います。
知美さん:私は兄と年が離れていて、年齢の近い兄弟をうらやましく思っていたので、いつも3人で遊んでいる姿を見ると、理想としていた光景だなとうれしく感じています。
◎始終、楽しそうにお話してくれた北川さんご夫妻。本当にありがとうございました。詳しいインタビュー内容はホームページで紹介していますので、ぜひご覧ください。