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災害から命を守る(1)

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岐阜県岐阜市

新型コロナウイルスのさらなる感染拡大が懸念される中、自然災害はいつ起きるかわかりません。災害における被害を最小化するためには、自分の身は自分で守る「自助」が肝心です。一人ひとりが、自宅での災害リスクを想定し、災害時の避難における最適な選択ができるよう平時より準備することで、リスクを低減することができます。今一度、ご家庭での災害への備えを見直し、いざという時の行動を家族で話し合ってみませんか。

■災害が起きる前に 事前に避難場所や連絡方法などを検討しましょう。
◇避難所以外への避難の準備
・自宅の災害の危険性をハザードマップにより確認し、安全が確認できる場合は在宅避難についてご検討ください。
また、普段から各家庭での災害用備蓄の充実に取り組んでください。
・安全な地域に住む親戚や友人宅への避難もご検討ください。
避難の受け入れを事前にお願いするとともに、災害が想定される場合は早めの避難に心がけてください。

◇避難所への避難の準備
・各自で感染症予防に関する備蓄品(マスク、消毒液、石けん、体温計など)を用意しておきましょう。
・受付時の混雑を防ぐために「避難者カード」を事前に記入し、避難時の持ち出し品と一緒にしておきましょう。
・避難当日の健康状態を「健康状態チェックカード」に記入しておきましょう。
※受付時の混雑を防ぐため、できる限り事前記入のご協力をお願いします。「避難者カード」「健康状態チェック カード」は都市防災政策課のホームページ内(https://www.city.gifu.lg.jp/12763.htm)にあります。

◇非常持出品・災害用備蓄品の準備 電気・水道・ガスが途絶える状況を想像し、自分や家族に何が必要かを考えて備えましょう。
・非常持出品 リュックサックやアウトドア用ベストなどに入れ、玄関や枕元などに置きます。軽くて小さな最低限の物を選びましょう。
《例》飲料水、食料(長期保存できるもの)、現金・貴重品、救急用品・医薬品、ホイッスル(笛)、ヘルメット・防災頭巾、軍手、懐中電灯、携帯電話充電器、筆記用具など
《家族構成や世帯事情に応じて》眼鏡・コンタクトレンズ、スリッパ、生理用品、補聴器・入れ歯、授乳用品、紙おむつ・おしりふき、離乳食、ペット用品など
・感染症対策として避難所へ持ってくるとよい物マスク、アルコール消毒剤や除菌シート、体温計、ペーパータオル、石けんなど衛生用品も!
・災害用備蓄品在宅避難に備え、最低3日分(できれば7日分)必要。家具や家屋が倒れても取り出せる場所に分散して配置しましょう。
《例》飲料水(1人1日3ℓ目安。給水用ポリタンクにもためておく)、食料、カセットコンロ、割り箸、紙皿、テント・毛布・寝袋、敷物、衣類など

◇家族との連絡方法の確認
大規模災害時、固定電話や携帯電話は停電で不通になったり、通話が集中してかかりにくくなったりします。複数の連絡手段を確保しましょう。連絡を取り次いでくれる遠くの親戚などを決めておくのも有効です。
・災害用伝言ダイヤル「171」
・携帯電話「災害用伝言板」
・災害用ブロードバンド伝言板(web171)
・公衆電話
・携帯電話のメール、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など

■避難所での新型コロナウイルス感染症対策 避難所でのルールなどを次のとおり変更します。

◇避難所に入る前に

◇車中避難のルール
避難所である学校のグラウンドで車中避難を行う場合は、「避難所に入る前に」
・「避難所内でのルール」とあわせて、次の点にも心がけてください。
・駐車場所については、必ず運営組織の指示に従う
・車外の設営は絶対に行わない
・十分な水分補給や適度な運動などエコノミークラス症候群への対応を行う

◇避難所内でのルール
「うつさない」「うつらない」ために避難所では次の点に心がけましょう。
(1)一人ひとりの基本的な感染症対策
・人との間隔は2m空ける
・常にマスクを着用し、近距離や大声での会話はしない
・咳エチケット、手洗い、手指消毒を徹底する
(2)こまめな清掃・消毒・換気の実施
・トイレや洗面所など避難所内を定期的に清掃する
・ドアノブ、手すりなど共用部分はこまめに消毒する
・密閉された空間とならないよう、こまめに換気を行う
(3)健康状態の確認の徹底
・毎日、体温・体調をチェックする
・発熱や体調に異変がある時は速やかに運営組織に申し出る

       

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