~認知症の人にやさしいまちづくりを目指して~
高齢化に伴い、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると見込まれています。このことは、誰もが認知症と共に生き、誰もが介護者として認知症に関わる可能性があるということであり、認知症の人にやさしいまちづくりが求められています。市では認知症の人の見守り体制を強化し、行方不明となられた場合の早期発見・早期保護を図るため、岐阜市認知症高齢者等見守りシール交付事業を行っています。
★見守りシール交付事業とは
(1)QRコード(R)が印刷された見守りシールを認知症の人の衣服や持ち物に貼り付ける
(2)認知症の人が行方不明となった場合に、発見者がスマートフォンでQRコードを読み取る
(3)「どこシル伝言板(R)」(運営:東邦ホールディングス(株))により、本人 の情報を知ることができ、家族と連絡をとることができる
★個人情報は表示されません
★警察、消防など地域の見守りに役立ちます
対象者:次のすべてを満たす人
(1)市内在住 (2)自宅で生活している (3)過去に認知症により行方不明となったことがある
費用:無料
申請:申請書(高齢福祉課、地域包括支援センター、市ホームページで入手可)を郵送または開庁日時に直接高齢福祉課へ。 ※個人賠償責任保険にも加入できます。
★見守りシールを身に着けた人への声かけにご協力ください
認知症の人やその家族が安心して暮らすためには、市民の皆さんのさりげない見守りが必要です。見守りシールは、認知症により行方不明となる恐れのある人が身に着けています。見守りシールを身に着けた人がお困りの様子でしたら、次のことに気をつけて声かけをお願いします。
《認知症の人への対応の7つのポイント》
1 まずは見守る
2 あせらず余裕をもって対応する
3 声をかけるときは複数で取り囲まず1人で
4 後ろから声をかけない
5 相手に目線を合わせてやさしい口調で
6 おだやかに、はっきりした話し方で
7 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
◆お願い
高齢の人を保護されたら警察(110番)へ通報してください
また、体調不良を感じたら消防(119番)へ通報してください
★認知症に関する相談はお早めに
認知症は症状の軽い段階から適切な治療や生活の支援を受けることで症状が軽減し、進行を遅らせることができます。「認知症かな?」と思ったら早めにかかりつけ医や地域包括支援センターにご相談ください。
問合せ:高齢福祉課(〒500-8701今沢町18高層部1階・【電話】214-2090)