昨年7月に起きた、いじめによる重大事態を踏まえ、二度とこうした悲しいことを起こさないため、全教職員が「かけがえのない大切な一人ひとり、誰も一人ぼっちにさせない」という固い決意をもって、いじめの未然防止や早期発見・早期対応に取り組んでいます。
■6/29(月)~7/4(土)は「いじめ防止強化週間」
「いじめ防止強化週間」には、いじめ防止にかかわる講演やビデオを視聴したり、児童会や生徒会などが中心となって、いじめ防止の取り組みについて話し合ったりするなど各学校で工夫をこらしたさまざまな取り組みが行われます。
また、7月15日(水)までパブリックコメント手続きを実施している「岐阜市いじめ防止等対策推進条例」の改正(案)について、教職員と児童生徒が一緒に話し合い、理解を深めるとともに、意見を取りまとめて市に提出する活動も実施します。
■全市立学校に「いじめ対策監」を配置
市立学校すべてに今年度から、いじめ対応の中核を担う「いじめ対策監」を配置しました。毎月1回の研修会では、いじめの未然防止や解決に向けて対処の仕方や体制づくりなどについて情報共有や話し合いを行っています。
■毎月3日は「いじめを見逃さない日」
市立学校では、毎月3日を「いじめを見逃さない日」とし、教職員や地域の大人が自らの体験を語り聞かせるなど、「いじめ」は人権侵害であり、決して許されない行為であることを学びます。
児童生徒と保護者、教職員だけでなく、地域の皆さんも当事者意識を持ち、いじめは絶対に許されないという認識のもと、児童生徒一人ひとりをかけがえのない大切な存在として、充実した学校生活が送ることができるように、これからもご協力をお願いします。
問合せ:学校指導課
【電話】214-7156