※掲載内容は5月1日時点の情報で作成しています。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、引き続き、基本的な感染予防の実施、不要不急の外出の自粛、「三つの密」を避けることなどに取り組み、自分への感染を回避するだけではなく、他人に感染させないような行動を徹底してください。一人ひとりができる対策を正しく知り、適切に行動しましょう。一人ひとりの命を守るため、市民の皆さんのご協力をお願いします。
〇新型コロナウイルス感染症とは
発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いことが特徴です。感染しても軽症であったり、治る例も多いとされていますが、高齢者や基礎疾患のある人は重症化しやすいため注意が必要です。
〇どうやって感染するの?
ウイルスは、感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫による「飛沫感染」とウイルスに触れた手で口や鼻を触ることによる「接触感染」により感染します。閉鎖した空間において、近距離で多くの人と会話するなど、一定の環境下であれば、咳やくしゃみなどの症状がなくても、感染を拡大させるリスクがあるとされています。
一方、人と人との距離をとることにより、大幅に感染リスクが下がるとされ、潜伏期間は、世界保健機関によると、1~14日(一般的には約5日)と言われています。
〇感染予防のためにできること
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、一人ひとりが「うつさない」「うつらない」ために心がけて行動することが重要です。
★身のまわりを清潔に
・石けんやハンドソープを使った丁寧な手洗いを
手洗いを丁寧に行うことで、十分にウイルスを除去できます。ドアノブや手すりなどさまざまなものに触れることにより、自分の手にウイルスが付着する場合があるので、こまめに手を洗いましょう。
《正しい手の洗い方》
(1)流水でよく手をぬらした後、石けんをつ
け、手のひらをよくこする
(2)手の甲をのばすようにこする
(3)指先・爪の間を念入りにこする
(4)指の間を洗う
(5)親指と手のひらをねじり洗いする
(6)手首を洗う
石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。
《手洗いをする5つのタイミング》
・外出先から帰ったとき
・咳やくしゃみ、鼻をかんだとき
・食事をするとき(前も後も)
・病気の人のお世話をしたとき
・外にあるものを触ったとき
・食器や手すり、ドアの取っ手など身近なものは消毒を
身近なものの消毒には、熱水や塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。
・食器や箸などは、80℃の熱水に10分間さらすと消毒ができます
・塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)濃度0.05%に薄めた上で、拭くと消毒ができます
《次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方》
5%の家庭用の塩素系漂白剤を使用の場合
《0.05%》原液20ミリリットル(ペットボトルのキャップ4杯分)を2Lのペットボトルに入れ、水をボトルいっぱいに入れてよく混ぜる
《0.1%》原液10ミリリットル(ペットボトルのキャップ2杯分)を500ミリリットルのペットボトルに入れ、水をボトルいっぱいに入れてよく混ぜる
※冷暗所に保存し、当日中に使用すること