今年度、当初予算に計上した主な事業について、ぎふし未来地図で定める7つの都市づくりの方向性に沿って紹介します。
■教育や子育てが充実し、人々が育まれるまち
〇子ども・子育て支援の充実
☞多胎児家庭を対象にファミリー・サポート・センターの利用料を補助。また、病児・病後児保育施設への送迎に係る費用を補助
〇保育環境の充実
☞病児・病後児保育施設を新たに2か所開設
☞私立保育園などのICT化に必要なシステムの導入費用を助成
〇ひとり親家庭などへの支援の充実
☞ひとり親家庭等総合相談会の開催や看護学校入学への受験対策支援、面接用スーツの無料貸出などを実施
〇産後の母子保健の充実
☞産婦への健康診査や歯科健康診査を実施
☞新生児聴覚検査の助成制度を創設
〇教育立市の着実な深化
☞不登校生徒を対象にした特例校「草潤中学校」(令和3年4月開校予定)の設置を推進
☞保護者や保育士などへの相談活動を行うキンダーカウンセラーを市内の幼児教育施設へ派遣
■福祉や医療が充実し、生涯を健康に暮らせるまち
〇高齢者への支援
☞ひとり暮らし高齢者向けのガイドブックを作成
☞高齢者が治療、介護、葬祭などに関して自分の希望を記し、身近な人と考えるきっかけとなるエンディングノートを作成
☞認知症の高齢者などが行方不明になった場合に備え、発見者がQRコード(R)を読み取ることで家族などに連絡を取ることができるシールを交付
〇障がい者への支援
☞聴覚・言語に障がいのある人などが、早く簡単に119番通報ができる緊急通報システム「Net119」を導入(令和3年1月運用開始予定)
〇健康づくりの推進
☞クアオルト健康ウオーキング事業・講座を定期的に開催・クアオルト健康ウオーキングを独自実践しようとする民間団体に、実践指導者の派遣や機器の貸出を実施
☞ひきこもり対策・ひきこもりへの理解を深めるためのグループミーティングを開催・相談窓口を広く周知するためのリーフレットを作成
■伝統や革新を生かした産業があり、働く場があるまち
〇産業の活性化
☞小学5・6年生を対象に、市内企業の見学会を実施
☞岐阜市リモートオフィス「Neowork-Gifu」において、新たなオフ ィス需要の開拓や多様な働き方のモデルを提示
〇大河ドラマ「麒麟がくる」を活用した地域活性化
☞大河ドラマ館の管理運営・プロモーション活動等を実施
☞歴史博物館で明智光秀公に焦点をあてた特別展を開催
〇ぎふ長良川の鵜飼の新たな魅力づくり
☞「人と動物の無形文化遺産」という新たな切り口で鵜飼の魅力を国内外に発信する無形文化遺産国際フォーラムを開催
■多くの人々が集まりにぎわう、活気に満ちたまち
〇リノベーションまちづくりの推進
☞柳ケ瀬エリアにおいて、「リノベーションスクール」を昨年度に引き続 き開催
☞リノベーションまちづくりの拠点整備に対する支援を実施
〇金公園のリニューアル
☞公園のリニューアルに向けた調査・検討を実施
■暮らしを守り支える、安全・安心のまち
〇新庁舎における防災機能の充実
☞防災情報などの多様な情報を一元的に表示できる大型マルチモニタなどを備えた、常設の災害対策本部室の設置に向けた準備
〇高齢者の安全運転を支援
☞後付け急発進等抑制装置の取り付けにかかる費用の補助を実施
〇無人航空機(ドローン)による消防力の強化
☞上空からの情報を活用し、消防の効率的・効果的な活動につなげるためのドローンを導入
■快適な都市環境のある、住みやすいまち
〇交通環境づくりの推進
☞中心市街地の循環路線において小型バスを使用した自動運転の実証実験を実施
☞市内19地区でコミュニティバスを運行するとともに、方県・網代地区においてデマンド型乗合タクシーの運行を開始
☞名鉄岐阜駅の南側に新たな自転車駐車場を整備
〇広域道路ネットワークの形成
☞中心市街地と各務原市を連絡する金町那加岩地線などの道路整備を継続するとともに、本巣市との広域連携に資する長良糸貫線の整備に着手
■都市づくりを支え推進する行財政運営
〇スマート自治体の推進
☞新たにAI(人工知能技術)やRPA(ロボットによる自動化技術)などを活用し市民の利便性向上や職員の働き方改革を推進
〇地域の事務所の利便性、快適性の向上
☞待合スペースの拡大、車いすに対応した窓口への改修、照明のLED化などを実施
☞新たに1事務所で、従来の戸籍業務などに加え、福祉や健康に関する事務手続きの拡充を実施
問合せ:広報広聴課
【電話】214-2387