■いきいきと元気に暮らせるための『介護予防』
〇住民主体型デイサービス
生活機能の低下による高齢者の閉じこもりなどを予防し、住み慣れた地域での自立した生活を支援するため、「地域で気軽に集える場づくり」を進めています。地域の交流の場では、音楽や料理、手芸、体操などの活動が行われています。
〇フレイル予防
介護予防に関する基本的な知識の普及を目的としたセミナーの開催を通じ、介護予防を支援しています。
☞ちょい足しレシピでおいしくフレイル予防
・無料の栄養相談窓口の開設。普段の食生活を管理栄養士がチェック。
・地元の野菜を使った低栄養予防レシピの紹介や、試食会を実施。
◆フレイルとは…
加齢とともに心身の活力が低下し、生活機能障害や要介護状態などの危険性が高くなっているが、適切な介入・支援により回復し得る状態をいう。
〇介護予防・生活支援サービス事業
介護が必要となるおそれの高い高齢者を対象に、運動機能の向上や認知症予防のため、専門職のスタッフが短期集中(約3カ月)で教室を開催しています。
☞運動器機能向上事業
市内14事業所で、運動機能の向上のための体操や筋力強化などを行っています。
☞認知症予防事業
市内10事業所で、認知症予防のための体操や脳トレなどを行っています。
☞口腔機能向上事業(おいしく食べよう教室)
お口の機能を高めることで、虫歯や歯周病、誤嚥(ごえん)による肺炎などを予防できます。教室では、歯科医師と歯科衛生士が、お口を健康に保つポイントなどをわかりやすく解説します。
詳しくは、高齢福祉課(電話214-2090)へ。
〇いきいき筋トレ体操
高齢者の健康づくり・介護予防のために、地域の皆さんといきいき筋トレサポーター(ボランティア)が一緒に「いきいき筋トレ体操」を行っています。効果的な運動と合わせて、参加者同士が交流することにより、心身のフレイル予防につながります。
詳しくは、健康増進課(電話252-7193)へ。
■住み慣れた『地域』での安心の暮らし
〇認知症カフェ・介護者の集い
社会全体で認知症への理解を深め、認知症の人を地域ぐるみで支えるため、市内各地で「認知症カフェ」や「介護者の集い」が開催されています。コーヒーなどを飲みながら話をしたり、医療・福祉に関わる人と気軽な意見交換ができる場です。
〇認知症サポーターの養成・ステップアップ研修
地域住民、民生委員などの各種団体や、企業や店舗の従業員に対して、認知症を正しく理解し、あたたかな見守り方法を学ぶ認知症サポーター養成講座を実施します。年間3,000人を超える認知症サポーターが養成されています。
〇成年後見制度の利用支援
判断能力に不安を抱えても住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、成年後見制度が利用できる体制を構築します。令和3年度に開設を予定する「岐阜市成年後見センター」の設置に向けた準備を進めます。
〇認知症初期集中支援チームによるサポート
認知症疾患センターに医療と介護の専門職、認知症専門医師で構成するチームを配置。認知症の疑いのある要支援者宅へ訪問し、6カ月間集中的に医療受診や生活支援サービスにつなげるなどの活動を行います。
対象者:
(1)40歳以上
(2)在宅で生活していて、認知症の疑いがあるため医療機関での受診や介護サービスの利用などに対して支援を必要とする人とその家族
詳しくは、高齢福祉課(電話214-2090)へ。
〇さまざまな困りごとの相談に対応
65歳以上の人の身近な総合相談窓口として、「地域包括支援センター」を市内19か所で開設。さまざまな相談をお受けしています。
開所時間:月~土 午前9時~午後5時 ※祝日、12月29日~1月3日は休み
〇地域包括支援センターをバックアップ
各地域包括支援センターとともに、困難事例への適切な対応や関係機関との連携や調整を行うため、「機能強化型地域包括支援センター」を市内3か所で開設しています。
問合せ:広報広聴課
【電話】214-2387