■~いつまでも安心して暮らせるまち 高齢福祉編~
岐阜市には、誇るべき“ええとこ・ええこと”がたくさんあります。皆さんに岐阜市に住んで良かったと再認識していただける市の魅力をシリーズでお届けしています。今回は、「いつまでも安心して暮らせるまち 高齢福祉編」です。高齢者が住み慣れた地域で、元気に安心して暮らせるための岐阜市の取り組みについてご紹介します。
■安心で生活しやすい『環境』づくり
〇見守りネットワーク
配達などの職務中に高齢者などの異変を見つけたら市に連絡し、状況の確認と必要な支援につなげます。10業種(新聞・郵便・電気・ガス・水道など)、25団体が協力して行っています。
《市に連絡する事案》
・新聞や郵便物が数日分たまっている
・数日間、夜でも電気がついていない
・洗濯物が干したまま
・高齢者がひとりで道に迷っている など
〇買い物を支援
☞地域deつながるマーケット
近くにスーパーマーケットなどがなく、買い物が困難な地域に住む高齢者のニーズに対応するため、シルバー人材センターが実施。「季節の新鮮野菜」や「手作り惣菜」の移動販売を行っています。
〇交流の場づくり
☞地域のお茶の間「ぶらっと」
地域の人が気軽に立ち寄れる交流の場として、シルバー人材センターが昨年11月に開設。
営業時間:月~金 午前9時30分~午後3時30分 ※土日・祝日休業
場所:ふれあいの館白山(鶴田町3-7-4)
内容:喫茶軽食や野菜、惣菜(水・金曜日)、手作り小物の販売など
〇安否を確認
☞配食による安否確認
食事の提供と定期的な安否確認が必要な人を対象に、配食を行っています。
対象者:65歳以上のひとり暮らし高齢者、高齢者のみの世帯で、調理が困難である人
☞愛の一声運動
地域の「愛の一声運動推進員」が自宅を訪問し、「お元気ですか」と一声かけて安否を確認します。
対象者:65歳以上のひとり暮らし高齢者など
☞安否確認サービス
自宅に感知センサーを設置し、日々の見守りを行います(所得要件あり)。
対象者:65歳以上のひとり暮らし高齢者、寝たきり高齢者を含む高齢者のみの世帯☞緊急通報システム自宅に消防署につながる緊急装置を設置します。
対象者:65歳以上のひとり暮らし高齢者、寝たきり高齢者を含む高齢者のみの世帯で、突発的に生命に危険な症状が発生する持病などを有する人
詳しくは、高齢福祉課(電話214-2172)へ。
◆☞将来を見据えて…
〇公共交通への自動運転技術の導入推進
高齢者などの外出機会創出につながる公共交通への自動運転技術活用の研究会を立ち上げます。
■毎日の『生きがい』づくりを支援
〇ぎふスーパーシニア教育学講座
子どもたちへの接し方や伝え方を学ぶ「ぎふスーパーシニア教育学講座」を開講。知識・経験・意欲にあふれた元気な高齢者“ぎふスーパーシニア”が、子どもの学びの場や地域活動において力を発揮しています。
〇老人福祉センター・老人憩の家
趣味や教養を高めるための講座を開設しています。
・60歳~ 〇老人クラブ <;427クラブ 23,899人>;
健康づくりや奉仕活動などを行っています。
・60歳~ 〇老人健康農園の貸し出し
12か所、535区画を有料で利用できます。
・65歳~ 〇高齢者大学の開催
毎年秋に有料で開講します。
・70歳~ 〇高齢者おでかけバスカードの交付
額面3000円と終日2割引で乗車できる特典がついたバスカードを交付しています。
〇シルバーカードの交付
市内の文化・スポーツ・レクリエーション施設を無料または割引料金で利用できます。また、岐阜髙島屋の割引優待サービスを受けることができます。
〇シルバー人材センター
健康で働く意欲のある高齢者が入会できます。家事援助など各種サービスの提供や、経験を生かしてふすま張りや庭木の手入れ、宛名書きなどを有償で引き受けます。
☞シニア皆援隊 要支援者のお宅を訪問し、清掃や買い物など日常生活の支援を行います(有料)。
☞ぎふ作農隊 小規模農家や家庭菜園などの農作業を支援します(有料)。