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岐阜県岐阜市

■史跡岐阜城跡の山上部で新たな石垣を発見!!
昨年度から引き続き金華山山上部の分布調査を実施。2年間で、新たな石垣を計約30カ所発見しました。中でも、今回発見した裏門周辺の巨石列や石垣によって、これまで謎に包まれていた裏門の構造解明が期待されます。

■調査概要
調査場所:金華山山上部ほか
調査期間:平成31年1月~4月
調査内容:目視による確認、写真撮影、地形測量など

■調査結果
☞信長期の巨石列や石垣、道三期の石垣を確認
・水手道(めい想の小径)沿いに信長期の巨石列〈(1)〉石材9個/最大で長さ140cm×高さ160cm
・隅角部に信長期の石垣〈(2)〉2段分残存/1個の長さ80cm×高さ30cm
・鼻高方面に道三期の石垣〈(3)〉2、3段分残存/石垣は長さ180cm×高さ90cm石材は長さ20~50cm×高さ15~30cm
☞「稲葉城趾之図」に描かれる裏門周辺の石垣と一致

■ポイント
・山上部では初めて、道三期に造られた石垣を発見!
・信長による城の改修では、道三期の石垣を利用!
・一ノ門だけでなく、裏門も巨石で出入り口を造り、信長は「見せる城づくり」をしていた!

■裏門周辺は、登山道沿いで、常時見学が可能です。
ぜひ現地で、“本物”をご覧ください!
今後、さらなる岐阜城の解明を進めていきます。

問合せ:社会教育課
【電話】214-2365

       

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