新年度が始まりました。入学、進学、就職の季節ですから、新たな気持ちで生活の変化を感じておられる方もいらっしゃることでしょう。また、新元号「令和」が発表され、新たな時代のスタートを実感します。
3月28日に、ソフトバンク(株)とトヨタ自動車(株)が出資するMONETTechnologies(株)の事業説明会「MONETサミット」に出席しました。ソフトバンク(株)とは、2月1日に包括連携協定を締結し、キャッシュレス社会やMaaS(マース)※などモビリティ社会に向けて、民間の知恵や技術を社会問題の解決に生かしていきます。
MONETTechnologies(株)は、自動運転のプラットフォーマーを掲げ、自治体との連携を深めるとのことです。全国の企業が続々と参画しており、例えば、免許を返納した高齢者の自宅まで各種サービスが届くライフスタイルの変化や外出機会の創出につながる自動運転の市場投入など、AIやIoTを活用した最先端技術が、人口減少、高齢社会に対応したまちづくりを進める力になると私は考えています。
道路インフラの保全、移動型の店舗、新しい物流や交通、キャッシュレス社会、スマートシティづくりなど、新しい領域の広がりを見据えていきます。
※ICTを活用して交通をクラウド化し、マイカー以外のすべての交通手段をつなぐ「移動」の概念
岐阜市長 柴橋