~進化し続ける県都の玄関口 岐阜駅周辺編~
岐阜市には、誇るべき“ええとこ・ええこと”がたくさんあります。皆さんに岐阜市に住んで良かったと再認識していただけるような市の魅力をシリーズでお届けしています。今回は、「進化し続ける県都の玄関口 岐阜駅周辺編」です。新たなカタチへと変わりつつある岐阜駅周辺について特集します。
■より便利に、快適な空間に変わる岐阜駅周辺
○北口
昭和34年4月に開業した5代目の駅で、「岐阜民衆駅」と呼ばれていました。面積4,900平方メートルにおよぶ2階建ての建物で、1階は国鉄、2階はステーションデパートとして利用。
この駅舎ができた後、東京方面に約200m離れていた高山本線ホームが、東海道本線ホームに併設され、乗り継ぎの不便さが解消されることになりました。
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平成11年3月に、JR東海道本線・高山本線の連続立体交差事業の完成で、市街地の分断が解消されました。
一方で、鉄道や路線バスなど交通機関の乗り継ぎが不便であったことや、駅周辺には老朽化が進んだ建築物や有効利用されていない土地などが残されていたことから、岐阜駅北口土地区画整理事業を施行。駅周辺街区を再編、岐阜駅北口駅前広場を再整備しました。
○北口駅前広場
・平成21年9月に完成
・約2.65haと全国有数の面積を誇る
・「杜(もり)の駅」をコンセプトに、県内に自生する樹木を植栽し、緑あふれる空間を創出
・駅舎前の屋根は、人々を温かく迎える岐阜和傘のデザイン。照明灯はギフチョウ、ベンチは鵜飼舟をモチーフにデザイン
・バス停を集約したことで、鉄道とバスの乗り継ぎ時間は、平均で5分から2分に短縮
JR岐阜駅乗降者数(1日あたり)
平成15年(土地区画整理事業着手時) 約5万5,000人
↓ 16%増
平成29年(同事業完了後)約6万4,000人
○南口
○南口駅前広場
・平成10年10月に完成
・コンセプトは、飛山濃水(飛騨の山々、濃尾の水)
・障がい者専用駐車スペースや視覚障がい者用音声案内システムを設置
・樹木の緑とせせらぎの流れが、潤いのある快適な歩行空間を演出
■第三の超高層再開発ビルがまもなく完成
「岐阜シティ・タワー43」、「岐阜スカイウイング37」に続いて、第三の超高層再開発ビルとなる「岐阜イーストライジング24」が市街地再開発事業への地域の皆さんのご尽力により、まもなく完成します。
■NEW1 岐阜イーストライジング24
・施行者:岐阜駅東地区市街地再開発組合
・福祉施設を主体とする再開発ビル
・地上24階建て(高さ95m)
1~2階 :商業施設
3~15階:福祉施設(介護付有料老人ホーム、特別養護老人ホームなど)
16~24階:住宅(サービス付き高齢者向け住宅36戸、一般賃貸住宅58戸、分譲住宅12戸)
⇒2月9日に竣工式(関係者のみ)
■2 岐阜シティ・タワー43
・平成19年完成の超高層再開発ビル
・地上43階建て(高さ163m)
・住宅351戸
・住居を含む複合型タワーとしては中部圏NO.1の高さ
・JR岐阜駅と歩行者用デッキで直結する利便性や、住宅や商業施設、福祉医療施設など生活に必要な施設が集約された先進性は、コンパクトシティのシンボル的存在
○無料展望室
・最上階にあり、濃尾平野が一望できる眺望が楽しめる
・これまでに約190万人が来場し、市の観光スポットの一つ
・開場時間:午前10時~午後11時(最終入場は午後10時まで)
■3 岐阜スカイウイング37
・平成24年完成の超高層再開発ビル
・地上37階建て(高さ136m)・住宅270戸
・東棟と西棟があり、商業施設や住宅、岐阜大学サテライトキャンパス、ホテルなどが入る
・岐阜シティ・タワー43と合わせて、岐阜のツインタワーと呼ばれる
■NEW 岐阜駅東地区歩行者用デッキ
JR岐阜駅東自由通路2階と再開発ビル「岐阜イーストライジング24」をつなぐ歩行者用デッキを整備しています。
・総延長約129m×幅4m
・エレベーター2基、階段1か所
⇒2月9日に供用開始
新たなデッキが完成すると、JR岐阜駅を中心に総延長776mとなります。〈歩行者用デッキ全体〉・エレベーター12基、エスカレーター3基、階段12カ所
■信長ゆめ広場
・北口駅前広場の中央に位置する
・三日月形のステージや観客席としても利用できる大階段がある
・照明、音響設備、水道などの設備がある
・使用可能面積1,800平方メートル・市民や企業からの寄付により建立された、黄金の織田信長公像がある
問合せ:
広報広聴課【電話】214-2387